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商品説明
子ども向けの童話として読まれてきた「星の王子さま」。それを、大人たちの世界、「戦争」の不条理、そして、そこから生じる懊悩・悲しみ・孤独、掛け替えのない友愛・平和について豊かな思考を繰り広げる作品として読み直す。【「TRC MARC」の商品解説】
邦題『星の王子さま』から抹殺された 「ちいさな」(petit)という形容詞抜きには読めないものとは? 作品にはなぜ「戦争」の影が立ち籠めるのか? キツネやヘビはどのような役割を果たしているのか?
『星の王子さま』という、いかにも可愛く、愛らしい邦訳タイトルに慣れ親しんできた読者のイメージを壊すかもしれないテクストそのものの精読。 この物語は絶望と孤独感に満ちている!
【目次】
はじめに
1 邦訳タイトル『星の王子さま』をめぐって
2 「小さなもの」と「大きなもの」
3 王子がめぐった六つの星とその住人たち
4 『星の王子さま』とはどんな作品なのか
5 作品に立ち籠める「戦争」の影
6 王子とはいったい誰なのか
7 キツネは本当に、良き友だちなのか
8 キツネが用いる“apprivoiser”という動詞の真意とは
9 ヘビは邪悪な生き物なのか
10 対一者から複数の他者たちへ
11 王子が地球で出会う人々
12 星と砂漠の思考
おわりに【商品解説】
目次
- はじめに
- 1 邦訳タイトル『星の王子さま』をめぐって
- 2 「小さなもの」と「大きなもの」
- 3 王子が巡った六つの星とその住人たち
- 4 『星の王子さま』とはどんな作品なのか
著者紹介
土田 知則
- 略歴
- 〈土田知則〉1956年長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。千葉大学名誉教授。専門はフランス文学・文学理論。著書に「他者の在処」など。
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