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商品説明
日本の芸能や文学を規定する美意識として機能してきた「幽玄」や「さび」に関わる論文をテクストに照らし美学的観点から検証。「日本的美意識」と呼ばれてきた観念の本質を問いなおす。【「TRC MARC」の商品解説】
日本的美意識といわれる「幽玄・さび」。俊成や芭蕉の歌論や俳論にその実質を検討、「日本的なるもの」の有効性を批判的に検証する。
日本の芸能や文学を規定する美意識として機能してきた「幽玄」や「さび」に関わる論文をテクストに照らし美学的観点から検証していく。作品当時の文脈と近代以降の再発見/再評価以降で微妙に意味やニュアンスを変えつつ「日本的美意識」と呼ばれてきた観念の本質とは。曖昧なままにされてきた価値基準を美学的観点から問いなおす。【商品解説】
目次
- 序 章 日本的美意識
- 1 幽玄と象徴
- 2 芭蕉の「象徴主義」
- 3 能と『新古今集』
- 4 「日本的なるもの」
- 第一章 俊成の幽玄
- 1 歌合の評語
- 2 余情と幽玄
- 3 判詞における幽玄
著者紹介
西村 清和
- 略歴
- 〈西村清和〉1948年生まれ。東京大学大学院修了。同大学名誉教授。「遊びの現象学」でサントリー学芸賞受賞。ほかの著書に「フィクションの美学」「現代アートの哲学」など。
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