- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/06/02
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/469,28p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09853-0
- 国内送料無料
紙の本
ビザンツ驚くべき中世帝国 新装版
著者 ジュディス・ヘリン (著),井上 浩一 (監修),井上 浩一 (訳),足立 広明 (訳),中谷 功治 (訳),根津 由喜夫 (訳),高田 良太 (訳)
1000年にわたって東地中海に栄えたビザンツ帝国。その歴史を、政治・宗教・文化・経済など28のテーマを通して、西欧やイスラームとの関係とともに立体的に解説。ビザンツ文明を...
ビザンツ驚くべき中世帝国 新装版
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商品説明
1000年にわたって東地中海に栄えたビザンツ帝国。その歴史を、政治・宗教・文化・経済など28のテーマを通して、西欧やイスラームとの関係とともに立体的に解説。ビザンツ文明を支えていた構造や心性を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
28のテーマで読むビザンツ帝国史
ビザンツは、4世紀に東西に分かれたローマ帝国の東側に始まり、15世紀にオスマン・トルコに征服されるまで、大帝国から最後は地方の小国に縮小しつつも、1100年あまりにわたって東地中海を中心に存続した。だが、世界史のなかで重要な位置を占める国家でありながら、これまで日本では今ひとつなじみが薄かった。
本書では、「ラヴェンナ・モザイク」「ギリシア正教」「聖像破壊運動と聖像崇敬」「ビザンツの経済」「宦官」など、政治・宗教・文化・経済等に関する28のテーマが時代順にならび、西欧やイスラームとの関係のなかで、立体的に解説される。700年にわたって地中海貿易で活躍したノミスマ金貨に彫られた図像の変化や、「書評の発明者」といわれる9世紀の文人など、興味深い情報も多い。ビザンツの文化は当時からヨーロッパ諸国の羨望の的であった半面、ヴォルテールやギボンなど、後世の思想家・歴史家から激しい中傷も受けてきた。その偏見についても原因が考察される。
近年のビザンツ史研究の動向を反映し、西洋史ファンの期待にも応える、ダフ・クーパー賞受賞著者による1冊。【商品解説】
著者紹介
ジュディス・ヘリン
- 略歴
- 〈ジュディス・ヘリン〉1942年生まれ。初期キリスト教史、ビザンツ女性史を専攻。キングズ・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)の古代末期・ビザンツ学講座名誉教授。現代ビザンツ史研究の第一人者。
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紙の本
圧倒的な中世帝国
2022/02/07 13:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビザンツ帝国の始まりから終わりまでを解説した本。
トピックを細かく分けて大体時代順に並べて解説しているけれども、ひとつの事柄が長い期間にわたっていたりで時々話が前後するけれども、そこまでわかりづらいと言うこともなかった。
前期から中期にかけては国内の内政に関してのことが多いけれども、後期はイスラム圏や西方教会とのあれこれについても触れられている。