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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/07/16
- 出版社: 創元社
- サイズ:21cm/405p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-422-20297-6
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
大阪時事新報の研究 「関西ジャーナリズム」と福澤精神 (叢書パルマコン)
著者 松尾 理也 (著)
「商業的負け組」のメディア史論。啓蒙家・福澤諭吉の精神を掲げ、第三極として関西に存在感を示した『大阪時事新報』。明治末期から占領期までの『大阪時事新報』のあゆみを検証し、...
大阪時事新報の研究 「関西ジャーナリズム」と福澤精神 (叢書パルマコン)
大阪時事新報の研究
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商品説明
「商業的負け組」のメディア史論。啓蒙家・福澤諭吉の精神を掲げ、第三極として関西に存在感を示した『大阪時事新報』。明治末期から占領期までの『大阪時事新報』のあゆみを検証し、「関西ジャーナリズム」の本質に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
明治38年に福澤諭吉が生んだ一流紙『時事新報』の「分身同体」として創刊された『大阪時事新報』。同紙は、大阪発祥の大衆紙『朝日』『毎日』の牙城を脅かす存在とはなり得なかったが、「関西ジャーナリズム」のもう一つの姿を体現していた。啓蒙主義的市民主義を掲げて、関西に市民社会の移入を試みた名門紙の挫折の歴史を追うことで、新聞メディア衰退期の今こそ、その立ち返るべき地点をも逆照射する画期的な関西メディア史。【商品解説】
目次
- ◆はじめに 関西ジャーナリズムの系譜学
- 「勝ち組」バイアス/『大阪時事新報』が照射するもの/「外部」の揺らぎ/新聞の没落
- ◆序章 実業の都と福澤精神
- 時事新報―「日本一」の高級紙/大阪時事新報―福澤精神を西に/「悪役」大阪紙/規範としての「市民感覚」
- ◆第一章 大関西圏構築の夢―帝国を疾駆する「汽車博」
- 新聞の量的拡大と東西相互進出/三つの汽車博/「関西」の広域性/その他の移動博/「特殊の発達」始まる
- ◆第二章 夕刊発行と時間軸の拡大―化け込み記者・下山京子
- 明治末期大阪の新聞界/婦人記者、下山京子/「化け込み」取材/大阪ゆえの革新
- ◆第三章 リベラルな場としての大阪社会部―主義者・難波英夫
- 「社会部」という世界認識の方法/理想と正義を求めて/リベラルなジャーナリストたちの培養土
著者紹介
松尾 理也
- 略歴
- 〈松尾理也〉1965年兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。産経新聞社を経て、大阪芸術大学短期大学教授、メディア・芸術学科長。著書に「ルート66をゆく」など。
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