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高地文明 「もう一つの四大文明」の発見 (中公新書)
著者 山本 紀夫 (著)
アンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた4つの古代文明を紹介。精巧な建築物から、環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法、特色ある宗教...
高地文明 「もう一つの四大文明」の発見 (中公新書)
高地文明―「もう一つの四大文明」の発見
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商品説明
アンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた4つの古代文明を紹介。精巧な建築物から、環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法、特色ある宗教まで、知られざる文明の全貌を解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
「四大文明」は、ナイルや黄河などの大河のほとりで生まれたとされるが、はたしてこれは正しいか。これら以外にも、独自の文明が開花し、現代の私たちにも大きな影響を与えた地域があるのではないか。それが熱帯高地だ。本書はアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた4つの古代文明を紹介する。驚くほど精巧な建築物、特異な環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法等、知られざる文明の全貌とは?【商品解説】
著者紹介
山本 紀夫
- 略歴
- 〈山本紀夫〉1943年大阪府生まれ。国立民族学博物館名誉教授。専攻は民族植物学、環境人類学。農学博士(京都大学)、学術博士(東京大学)。著書に「コロンブスの不平等交換」など。
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紙の本
四大文明以外も
2021/12/31 12:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
文字の記録が残されている歴史は残りやすいが、遺跡が中心である場合は解明されにくい。
しかし、丹念に遺跡を調査すると、驚きのレベルの文明が明らかにされる。
紙の本
興味を引く内容で、どんどん読み進められました
2021/07/28 13:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる「四大文明」に負けず劣らない、世界各地のかなり標高の高い土地で育まれた「高地文明」。それについて、著者が実際にその高地の現地まで出向き、その体験を元に書籍化した1冊です。アンデス高地、メキシコ、チベット、アフリカのエチオピアと、文字通り世界をまたにかけた内容になっています。
私は地理の話題が大好きで、当書のような本は大変興味を引く内容でした。323頁もの紙幅がありますが、私はどんどんと読み進められました。
現地の様子も多数の写真を掲載しており、飽きの来ない内容に仕上がっています。また、各章ごとの最初の頁に、訪問先の様子を如実に示す写真が掲載されていますが、これが秀逸でした。この写真のような場所まで、実際に行ってみたいな、と思わず旅行心に火がつきそうな写真ばかりです。
そして、これまで日本の社会の授業で当たり前のように学んだ「四大文明」の在り方について、堂々と著者が異論を唱えていることも、当書を読み進める価値の1つと思います。