紙の本
穴あきエフの初恋祭り (文春文庫)
著者 多和田 葉子 (著)
10年ぶりに再訪したはずの日本。何千何万年も共存してきたはずの寄生虫。歴史ある建物が壊されてゆくキエフでの月夜のコンサート…。手紙、携帯電話、変換ミスなど、コュニケーショ...
穴あきエフの初恋祭り (文春文庫)
穴あきエフの初恋祭り
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商品説明
10年ぶりに再訪したはずの日本。何千何万年も共存してきたはずの寄生虫。歴史ある建物が壊されてゆくキエフでの月夜のコンサート…。手紙、携帯電話、変換ミスなど、コュニケーションの妙味を巧みに描いた短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
近づいたかと思えば遠ざかり、遠ざかると近づきたくなる、意識した瞬間にするりと逃げてしまうもの――。
十年ぶりに再訪したはずの日本(「胡蝶、カリフォルニアに舞う」)、重ねたはずの手紙のやりとり(「文通」)、何千何万年も共存してきたはずの寄生虫(「鼻の虫」)、交換不可能な私とあなた(「ミス転換の不思議な赤」)。
ドイツと日本の間で国と言語の境界を行き来しながら物語を紡ぎ、『献灯使』で全米図書賞(翻訳部門賞)を受賞するなど、ますます国際的な注目が集まる言語派作家・多和田葉子さん。「移動を続けること」が創作の原動力と語る著者が、加速する時代の速度に飲み込まれるように、抗うように生まれた想像力が鮮烈なイメージを残す7つの短篇集。【商品解説】
収録作品一覧
胡蝶、カリフォルニアに舞う | 7−37 | |
---|---|---|
文通 | 39−65 | |
鼻の虫 | 67−81 |
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