- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/07/29
- 出版社: 東京創元社
- サイズ:20cm/360p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-488-02845-9
読割 50
紙の本
兇人邸の殺人
著者 今村 昌弘 (著)
廃墟テーマパークににそびえる「兇人邸」。班目機関の研究資料を探し求めるグループとともに、その奇怪な屋敷に侵入した葉村と比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首斬り殺人鬼だっ...
兇人邸の殺人
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商品説明
廃墟テーマパークににそびえる「兇人邸」。班目機関の研究資料を探し求めるグループとともに、その奇怪な屋敷に侵入した葉村と比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首斬り殺人鬼だった…。「屍人荘の殺人」シリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
“廃墟テーマパーク”にそびえる「兇人邸」。班目機関の研究資料を探し求めるグループとともに、深夜その奇怪な屋敷に侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首斬り殺人鬼だった。逃げ惑う狂乱の一夜が明け、同行者が次々と首のない死体となって発見されるなか、比留子が行方不明に。さまざまな思惑を抱えた生存者たちは、この迷路のような屋敷から脱出の道を選べない。さらに別の殺人者がいる可能性が浮上し……。葉村は比留子を見つけ出し、ともに謎を解いて生き延びることができるのか?! 『屍人荘の殺人』の衝撃を凌駕するシリーズ第三弾。【商品解説】
『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後――。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟”として人気を博す地方遊園地だった。園内にそびえる洋館「兇人邸」に、比留子たちが追う班目機関の研究成果が隠されているという。深夜、依頼主たちとともに兇人邸に潜入した二人を、“異形の存在”の無慈悲な殺戮が待ち受けていた。待望のシリーズ第三弾、ついに刊行!【本の内容】
著者紹介
今村 昌弘
- 略歴
- 〈今村昌弘〉1985年長崎県生まれ。「屍人荘の殺人」で第27回鮎川哲也賞、第18回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。
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紙の本
めちゃくちゃ面白い
2021/12/31 23:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fks - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ途中ですが今回は前作より(下手したら処女作よりも)個人的には抜群に面白いです。
そして超常現象と本格推理が両立した推理小説はおそらく日本史上初ではないでしょうか?
自分の推理を楽しみながら読み進めています。
紙の本
荒唐無稽だけど
2022/04/24 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろいなあ。
ミステリーなんだよなあ。
自分じゃ、理詰めに考えられないけどね。
で、最後の最後の人。
誰?って思ったら、過去に出てきてたのね。
通して読んでないと、絶対忘れてると思う。
紙の本
シリーズ3作目
2021/09/23 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tsug - この投稿者のレビュー一覧を見る
「屍人荘の殺人」「魔眼の匣の殺人」に続く第3弾。
期待して読み始めましたが、やっぱり面白い。満足です。あの終わり方は次回作への布石なんでしょうね。早く次回作が読みたいです。
紙の本
建物が頭に入らない
2021/10/18 19:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にこださぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目。建物の構造を把握していないと読み進めるのが辛く、年寄りにはきつかった。図面を拡大コピーしてメモをとりながらやっと読了。立面図が欲しかった!ストーリーは面白かったが、前2作の方が良かった。4作目が正念場になるのかな?
紙の本
細かいことは気にすんな。エンタテイメントなんだから
2021/11/15 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jack - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2作目は王道ミステリ路線を行くような作品でしたが、
本書3作目はデビュー作のような奇想路線へ戻りました。
デビュー作が非常識でトリッキーな物理的クローズドサークルを演出しましたが、
今作は「常識」を逆手に取った心理的なクローズドサークルを生み出しています。
とはいえ、今村氏の作品は本格推理とは違います。
本作品も細かいことを見て行くと、ハッキリ言ってミステリとしては滅茶苦茶な感じもあります。
本シリーズは読者に対して推理の挑戦状を叩きつける本ではなく、
あくまでもエンタテイメントとして楽しむための小説です。
ジャンル的にはキャラクター小説と言っても過言ではありません。
ちなみに本シリーズが気に入った人は、初期の西尾維新作品もオススメ。
綾辻行人や島田庄司が好きな人でも、中盤ぐらいまではけっこう楽しめますよ。
ただし後半は、安易なロマン、チープなメルヘンが描かれており、
「あ~、キャラクター小説だなぁ。ライトノベルだなぁ」とシラける恐れあり。
奇想、新奇、斬新、
そういうものに目がないミステリ小説好きは、目を通しておいて損はないと思われます。
まだミステリにこういう可能性があるのかと、新しい風に触れた気分にきっとなることでしょう。
電子書籍
ラストは
2021/12/28 21:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わり方がちょっとキツ過ぎました。もう少し、……な終わり方、があれば……。この作品も葉村譲と剣崎比留子の登場する危険な館の物語ですが、見取り図がキーポイントになっています。