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紙の本
父子ゆえ (ハルキ文庫 時代小説文庫 摺師安次郎人情暦)
著者 梶 よう子 (著)
神田明神下でひとり暮らす安次郎は、女房のお初に先立たれて5年。子の信太をお初の実家に預け、一流の職人としてさまざまな浮世絵を摺ってきた。ある日、兄弟弟子の直助が駆け込んで...
父子ゆえ (ハルキ文庫 時代小説文庫 摺師安次郎人情暦)
父子ゆえ 摺師安次郎人情暦
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商品説明
神田明神下でひとり暮らす安次郎は、女房のお初に先立たれて5年。子の信太をお初の実家に預け、一流の職人としてさまざまな浮世絵を摺ってきた。ある日、兄弟弟子の直助が駆け込んできて…。浮世絵摺師を描いた人情時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】
神田明神下の長屋にひとりで暮らす摺師の安次郎。
女房のお初に先立たれ、子の信太をお初の実家に預けながらも、一流の職人として様々な浮世絵を摺ってきた。
そんな折、以前安次郎が摺った画の後摺が出回っていると、兄弟弟子の直助が摺り場に駆け込んできた。
しかしその後摺は版元の意向か、絵師のきまぐれか、摺師の裁量か、
いずれにしても安次郎が摺ったものとはべつな画に仕上がっていた。
安次郎と親方の長五郎は、その後摺を見て、ある職人の名を思い出すが──。
かけがえのない家族と、大切な仕事を守る浮世絵摺師を描いた傑作人情時代小説。
(解説・菊池 仁)【商品解説】
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安次郎の転機
2021/10/18 12:03
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
摺師安次郎には亡くなった妻のお初との間にできた子供・信太がいた。信太をお初の実家に預けていたが、信太の骨折を機として一緒に住み始める。信太は絵師になって父と一緒に仕事をしたいと願うのであった。ある日、別の摺師から勝負を挑まれる。安藤広重の作品をどちらが上手に摺れるかを競う内容であった。本来ならそんな勝負を引き受ないが、今回はその勝負を受けた。それには幼馴染の大橋新五郎の妹・友恵の再婚に
理由があった・・・。
安次郎も信太と同居を始め、信太の行く末が気になりますね。そして友恵との関係も発展するのでしょうね。