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商品説明
歴史のなかで、名前やときには存在すら見えなくなっている女性の姿をどうとらえ、実像にせまっていくのか。史料の選択と扱い方を中国の唐宋時代の妻と娘の生き方を例に示す、女性史・社会史研究入門書。先行研究ガイド付き。【「TRC MARC」の商品解説】
「男耕女績(織)」といわれるが、女性も農作業や商売に従事していたし、一家を支え、地方豪民の親分になることだってあった。恐妻家エピソードは笑い話ではなく、嫉妬を武器にみずからの地位を守ろうとする妻の真剣な抵抗ではなかったか。統計ではない史料から抽出した家族規模からはどんなことがわかるだろう。
歴史のなかで、名前やときには存在すら見えなくなっている女性の姿をどうとらえ、実像にせまっていくのか。史料の選択と扱い方を唐代、宋代の妻と娘の生き方を例に示す女性史・社会史研究入門書。先行研究ガイドつき。【商品解説】
目次
- まえがき
- 序章 働く女たち――唐宋時代史料論も兼ねて
- はじめに
- 一 唐宋時代の史料――その限界と可能性
- 二 女性が従事する生業(1)――生業、家業一般について
- 三 女性が従事する生業(2)――女性の農業労働
- 四 女性が従事する生業(3)――農家経営、商業と女性
- おわりに
- コラム1 「織女(おりひめ)」の行方――明清時代の農書にみる女性の労働
著者紹介
大澤 正昭
- 略歴
- 〈大澤正昭〉1948年仙台市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。(公財)東洋文庫研究員。著書に「唐宋時代の家族・婚姻・女性」など。
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紙の本
儒教の教えが強かった男尊女卑の唐や宋の時代に、どうやって女性が一家を支えていたのか
2021/12/19 18:06
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男耕女績(織)」といわれるが、女性も農作業や商売に従事していたし、一家を支え、地方豪民の親分になることだってあったという。儒教の教えが強かった男尊女卑の唐や宋の時代に、どうやって女性が一家を支えていたのか。面白い本に巡り合えた