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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/07/14
- 出版社: 九州大学出版会
- サイズ:21cm/369,4p 図版12p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7985-0312-7
- 国内送料無料
紙の本
噴火のこだま ピナトゥボ・アエタの被災と新生をめぐる文化・開発・NGO 新装版
著者 清水 展 (著)
1991年6月のフィリピン・ピナトゥボ火山の大噴火は先住民アエタに大きな被害と影響をもたらした。噴火直後から今日に至るまでの彼らの生活再建の歩みをたどり、被災地の人々や社...
噴火のこだま ピナトゥボ・アエタの被災と新生をめぐる文化・開発・NGO 新装版
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商品説明
1991年6月のフィリピン・ピナトゥボ火山の大噴火は先住民アエタに大きな被害と影響をもたらした。噴火直後から今日に至るまでの彼らの生活再建の歩みをたどり、被災地の人々や社会・文化に寄り添った真の復興を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
1991年6月のフィリピン・ピナトゥボ山の大噴火は、20世紀最大級の規模であった。もっとも深刻な被害を受けたのは、ピナトゥボ山麓一帯で移動焼畑農耕を生業として暮らしていた先住民アエタであった。本書は、1970年代後半から現地でフィールドワーク調査を始め、アエタ社会に関する研究を続けてきた著者が、噴火後10年の時点において、被災者たちの生活再建の歩みと、彼らを支援しようとしたNGOの関与についての記録をまとめたものである。
とりわけ研究の視点を、噴火を契機とする、アエタの人々が先住民としての自覚を強め、民族として新生していった過程に置いた点に本書の特徴がある。新装版に際しては、噴火後30年に当たり、生活再建に取り組んだアエタ社会の最新の状況を増補する。
ピナトゥボ火山の大噴火の後、阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめとする巨大な自然災害を経験し、さらに巨大な震災の発生が近づいている今日の日本において、被災者の視点に立った真の復興となる「創造的復興」を考えるうえで読み継がれるべき書。【商品解説】
目次
- 第一章 序論
- 第二章 ピナトゥボ大噴火とアエタ民族の危機
- 一 噴火の意味づけ
- 二 「民族存亡の危機」を言う背景
- 三 「民族の存亡」とは何か
- 四 文化の保持のための支援
- 第三章 他者を表象すること
- 一 未開ユートピアの捏造?
- 二 文化批判の隘路
- 三 均質な文化という問題
著者紹介
清水 展
- 略歴
- 〈清水展〉1951年横須賀生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。関西大学政策創造学部特任教授。専門は文化人類学、東南アジア研究。社会学博士。第107回学士院賞受賞。
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