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商品説明
「信仰は時代に生きる指針だ」とした日蓮にとって、蒙古問題はその教説の展開に本質をかけた課題であった。蒙古襲来の時代における宗教者として、日蓮が蒙古問題にどのように対応したのかを、いろいろな角度から検討する。〔1984年刊の改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
蒙古襲来は、異民族による大々的な侵攻として日本史上他に例をみない大事件であった。
「信仰は時代に生きる指針だ」とした日蓮にとって、蒙古問題はその教説の展開に本質をかけた課題であった。
日蓮は、蒙古問題を軸にした自己の教説を社会化したのである。
宗教的な面から、敵国降伏を祈ることには、たしかに疑問も残るであろう。
しかし、『法華経』至上主義の立場から「国心」を統一し、「国難」に対処しようとした努力は、ある意味で今日の日本を形づくっているともいえる。
本書は、蒙古襲来を通して、日蓮の宗教精神を克明に物語っている。【商品解説】
目次
- 目次(内容と構成)
- 新刊
- 日蓮聖人 生誕800年
- 「信仰は時代に生きる指針だ」
- 目次
- まえがき
- I 『立正安国論』とその前後
- 日蓮は時代に生きる
著者紹介
川添 昭二
- 略歴
- 〈川添昭二〉1927〜2018年。佐賀県生まれ。九州大学文学部国史科卒。同大学名誉教授。著書に「今川了俊」「歴史に生きる日蓮」など。
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