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紙の本
心とからだの倫理学 エンハンスメントから考える (ちくまプリマー新書)
著者 佐藤 岳詩 (著)
美容整形、ドーピング、遺伝子操作…。医学や科学の技術を使って人間の心や身体を作り変えたり、別のものに取り替えたり、その性能を強化したりすることや、そうした心身への介入の良...
心とからだの倫理学 エンハンスメントから考える (ちくまプリマー新書)
心とからだの倫理学 ──エンハンスメントから考える
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商品説明
美容整形、ドーピング、遺伝子操作…。医学や科学の技術を使って人間の心や身体を作り変えたり、別のものに取り替えたり、その性能を強化したりすることや、そうした心身への介入の良し悪しについて、倫理学の観点から考える。【「TRC MARC」の商品解説】
整形で顔を変えてしまってよいのか。能力や性格は薬によって変えることの是非は。変化によってあなたと社会はどうなるの? 倫理学の観点から論点を提示する。【商品解説】
美容整形、ドーピング、遺伝子操作、能力向上薬の使用・・・・。それらによってあなたと社会はどう変わるのか? 倫理学から考える。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第Ⅰ部 「身体」をつくりかえる?
- 第一章 容姿を整える−美容整形の倫理を考える
- 1 美容整形の歴史と現状
- 2 なぜ美容整形を行うのか
- 3 美容整形は倫理に反するか
- 論点一 美容整形を行う人は自分の身体を大切にしていないか
- 論点二 美容整形は私だけの問題か
- 論点三 美容整形は個性を失わせるか
- 論点四 美容整形は身体を不自然なものにするか
著者紹介
佐藤 岳詩
- 略歴
- 〈佐藤岳詩〉1979年北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専修大学文学部哲学科准教授。専門はメタ倫理学など。著書に「「倫理の問題」とは何か」など。
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紙の本
賛否両論から考える、盛りだくさんの1冊
2021/09/22 12:47
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な人間分野の事例を取り上げ、それぞれ賛否両論を取り上げ、追求していく1冊です。まず命題を出して読者に考えさせ、それから賛否それぞれの意見を上げながら真相に迫っていく内容が斬新です。賛否それぞれの意見を尊重し合う内容が、いかにも学問らしく、好意的に感じ取れました。
そして、紙幅が300頁を超える盛りだくさんの内容です。ですが、読みやすい文章でできているので、紙幅の割には早く読み進めると思います。