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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/08/17
- 出版社: 化学同人
- サイズ:19cm/226p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7598-1689-1
読割 50
紙の本
極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる (DOJIN選書)
著者 川瀬 宏明 (著)
極端な豪雨はなぜ頻発するようになったのか。直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理。豪雨をもたらす要因、線状降水帯や台風と豪雨の関係などを解説。地球温暖化の現状...
極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる (DOJIN選書)
極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書)
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商品説明
極端な豪雨はなぜ頻発するようになったのか。直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理。豪雨をもたらす要因、線状降水帯や台風と豪雨の関係などを解説。地球温暖化の現状と豪雨との関係にも迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
・大気の状態が不安定とはどういうこと?
・大雨が持続する危険な積乱雲はどんなもの?
・線状降水帯の発生メカニズムとは?
豪雨に備えるために知っておきたい気象の知識
数十年に一度という極端な豪雨は,なぜ頻発するようになったのか.
本書ではまず,直近10年の豪雨災害を振り返り,その発生状況を整理する.
そのうえで,気象のメカニズムをやさしく説き起こし,豪雨をもたらす要因,
線状降水帯や台風と豪雨の関係などまでを解説.
また,しばしば豪雨との関係がささやかれる地球温暖化の現状に加え,
豪雨への影響を評価する,イベント・アトリビューションによる最新研究を紹介する.
気象情報を上手に活用すれば備えができる豪雨.
その付き合い方がわかる1冊.
【まえがきより】
本書をお読みいただければ,豪雨をもたらす積乱雲の発達から地球温暖化と豪雨の関係までを,
ひとつのつながった話として知ることができるでしょう.
災害をもたらす豪雨はたしかに怖いものであり,ときには避難する必要があります.
ただ,地震のように突然起こるものではなく,ある程度は事前に予測することができます.
普段から天気予報に耳を傾け,天気の移り変わりのしくみを知っておくと,
いざ豪雨がきたときにも慌てず,適切な行動をとれるようになるでしょう.
豪雨の正体をつかめば,なぜ地球温暖化で豪雨が威力を増すのかもわかってきます.【商品解説】
目次
- 第1章 21世紀はじめに発生した豪雨を振り返る
- 1・1 気象庁が命名する豪雨
- 1・2 九州から東北まで広がった「令和2年7月豪雨」
- 1・3 東日本に豪雨をもたらした「令和元年東日本台風」
- 1・4 西日本等に豪雨をもたらした「平成30年7月豪雨」
- 1・5 線状降水帯が注目された「平成29年7月九州北部豪雨」
- 1・6 鬼怒川が氾濫した「平成27年9月関東・東北豪雨」
- 1・7 広島豪雨をはじめとする「平成26年8月豪雨」
- 1・8 梅雨末期に新潟と福島を襲った「平成23年7月新潟・福島豪雨」
- 1・9 令和と平成、昭和の豪雪
著者紹介
川瀬 宏明
- 略歴
- 〈川瀬宏明〉1980年生まれ。気象庁気象研究所応用気象研究部主任研究官。博士(理学)。気象予報士。2019年度日本雪氷学会平田賞を受賞。著書に「地球温暖化で雪は減るのか増えるのか問題」など。
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紙の本
豪雨をはじめとする気象の基礎を知る。
2022/01/07 19:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここ数年「〇十年に一度の・・」という解説がついた気象予報をよく聞くようになった気がする。「これからさらに極端豪雨はふえるのだろうか」という疑問をもつのは私だけはないだろう。
本書前半の気象の基礎、各種警報の意味(2,3章)はよくまとめられていて勉強になった。
後半(4,5章)で地球温暖化との関係が考察されているが、明らかに「こうだ」とは言えないのが現状のようだ。それは当然かもしれない。
今、出来ることは「思い込み」で走らずに現状でわかる範囲の情報をきちんと使うこと。タイトルについての直接的回答がはっきり書かれているわけではないが、気象の基礎の理解にはよい本であった。