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三角の距離は限りないゼロ 7 (電撃文庫)
壊れた自分を見直すことは、「秋玻」と「春珂」と過ごした日々を見つめ直すことでもあった。やがて境界を失うふたりが、僕に投げかける最後の願いとは…。二重人格の彼女と紡ぐ、愛し...
三角の距離は限りないゼロ 7 (電撃文庫)
三角の距離は限りないゼロ7
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- 税込価格:6,292円(57pt)
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商品説明
壊れた自分を見直すことは、「秋玻」と「春珂」と過ごした日々を見つめ直すことでもあった。やがて境界を失うふたりが、僕に投げかける最後の願いとは…。二重人格の彼女と紡ぐ、愛しく切ない三角関係恋物語。【「TRC MARC」の商品解説】
一人の中にいる二人の少女「秋玻」と「春珂」。彼女たちと恋するなかで、僕は「自分」がわからなくなってしまう。
――僕って、どんなやつだったっけ?
明るい作り物の僕と、その裏にいた繊細な、本物の僕。……本当にそうか?
春休み。再び明るくなった僕は、支えてくれる秋玻、春珂と一緒に、自分を探しはじめる。そして入れ替わりの時間が短くなってゆく彼女たちにも、同じように自分への疑問に向き合うときが来る。
「――わたしたちって、二重人格って、なんなんだろう?」
二重人格の彼女とともに過ごした一年を辿り終えたそのとき、僕は終わりゆく「彼女たち」の最後の願いに触れる――。
僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。【商品解説】
著者紹介
岬 鷺宮
- 略歴
- 第19回電撃小説大賞〈電撃文庫MAGAZINE賞〉受賞。同受賞作『失恋探偵ももせ』でデビュー。以降、電撃文庫・メディアワークス文庫で青春小説を中心に執筆。
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感慨深い
2022/10/09 20:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りづだー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついにここまできたんだなと感慨を感じる7巻だった。
夢で見た本物の恋を自覚した主人公が我を失う。
それを解決するため秋玻と春珂が動き、第三者から見た主人公像を確認していくストーリー。
今までテーマとして投げかけてきた本当の自分とは一体何なのかを感じさせる展開に驚愕した。
読み終わると、自分自身が何となく考えていた結論に辿り着かないかもしれないという考えが過り、次の最終巻で三角の距離がゼロになる時一体何が起こるのか楽しみで仕方がない。