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紙の本
江戸・明治百姓たちの山争い裁判 (草思社文庫)
著者 渡辺尚志 (著)
食料、田畑の肥料、燃料、建材…命の糧だった山を巡る裁判合戦。主張を譲らぬ百姓たちに大名、幕府もウンザリ!? 江戸・明治時代の山を巡る百姓たちの熾烈な争いと相互協力への努力...
江戸・明治百姓たちの山争い裁判 (草思社文庫)
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商品説明
食料、田畑の肥料、燃料、建材…命の糧だった山を巡る裁判合戦。主張を譲らぬ百姓たちに大名、幕府もウンザリ!? 江戸・明治時代の山を巡る百姓たちの熾烈な争いと相互協力への努力を、当事者の肉声をふまえて克明に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
食料、田畑の肥料、燃料、建材……
命の糧だった山をめぐる裁判合戦。
主張を譲らぬ百姓たちに大名、幕府もウンザリ…!?
300年つづいた裁判も‼
江戸時代の百姓たちにとって、食料、田畑の肥料、燃料、建材などの
山から得られる資源の確保は、死活問題だった。
山は近隣の村々で共同利用されることが多かったが、
山のどこまでが自村の領域かをめぐって村々はしばしば対立し、
領主や幕府にしきりに訴訟を起こした。
時を経て明治を迎えると、政府の近代化政策により村々は村境画定を迫られ、
山争いはいっそう加熱してゆく。
──山をめぐる熾烈な争いと相互協力への努力を、
当事者の肉声を記した史料から克明に描く。【商品解説】
命の糧だった山をめぐり、百姓たちはいかに裁判を戦ったか?大名や幕府はどう裁いたか?当事者たちの肉声をふまえて克明に描く。【本の内容】
著者紹介
渡辺尚志
- 略歴
- 渡辺尚志(わたなべ・たかし)
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学名誉教授。今日の日本の礎を築いた江戸時代の百姓の営みについて、各地の農村に残る古文書をひもときながら研究を重ねている。著書に『百姓たちの幕末維新』『武士に「もの言う」百姓たち─裁判でよむ江戸時代』『百姓たちの水資源戦争─江戸時代の水争いを追う』『海に生きた百姓たち─海村の江戸時代』(いずれも草思社)、『百姓たちの江戸時代』(ちくまプリマー新書)、『東西豪農の明治維新』(塙書房)、『百姓の力』(角川ソフィア文庫)、『百姓の主張』(柏書房)などがある。
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江戸・明治 百姓たちの山争い裁判
2024/04/16 07:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
百姓たちの山争いは何処でも発生したと思います。
私の地元でも江戸時代にそうした争いがあったとの史料を見たことがあり、先祖も山とともに生活をしていたのでこの著書のタイトルが気になり拝読しました。
目次から
序 章 江戸時代の山と村
第一章 日本人は山とどう付き合ってきたか
第二章 百姓同士の山争いを、武士がバックアップ
第三章 東北の村の山争いは、江戸でも進行していた
第四章 明治維新で山争いはどう変わったか
終 章 争いを経て守られた林野
節は大変面白い内容になっています・・・
各地方の山争いの史実例を取り上げられて、当時の百姓や武士の対応のありさまがよくわかりました。
紙の本
境界争い
2023/06/04 05:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に江戸時代後期から明治にかけての土地利用の実態がうかがえる。引用の仕方が気になるが意外な実態も知ることが出来て興味深いものだ。