- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/02
- 出版社: 山川出版社
- サイズ:19cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-634-15179-6
読割 50
紙の本
分裂と統合で読む日本中世史
著者 谷口 雄太 (著)
東と西、内と外、朝廷と幕府、生業と身分…。「分裂と統合」の視点から日本史、とくに中世史をとらえ、日本史研究のなかで日々繰り広げられている熱い議論を紹介。そのうえで日本の統...
分裂と統合で読む日本中世史
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商品説明
東と西、内と外、朝廷と幕府、生業と身分…。「分裂と統合」の視点から日本史、とくに中世史をとらえ、日本史研究のなかで日々繰り広げられている熱い議論を紹介。そのうえで日本の統一性について考える。【「TRC MARC」の商品解説】
網野善彦以後の20年、「日本論」の現在と未来を考える――。気鋭の中世史家が歴史から現代を読み解く新たな方向性を導き出す!
「じつは東西南北に広く、その国土も意外と大きい日本列島では、長い歴史のなかで豊かな地域的・文化的多様性が育まれてきた」ことを、中世史を中心に日本史全体の研究最前線からあらためて提示し、「いくつもの日本」の姿を紹介する。
さらに上記の多様性を踏まえつつ、「南北朝」「応仁の乱」など、分裂と統合を繰り返す中世史の実態から、「多様な社会を統合する」契機を提示し、国家における「分裂と統合」の普遍的な意味を探り、現代を考える手段を提示する【商品解説】
著者紹介
谷口 雄太
- 略歴
- 〈谷口雄太〉1984年兵庫県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。同大学院人文社会系研究科(文学部)研究員。博士(文学)。著書に「中世足利氏の血統と権威」など。
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分裂と統合の二つの流れ
2021/09/21 22:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
東国国家論や権門体制論、鎌倉新仏教と顕密体制論など日本中世史の本を読めば必ず出てくる理論を研究史を振り返って説明されていて勉強になる。いくつかの日本と1つの日本という研究の2大潮流があることがよくわかる