- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/10
- 出版社: 法藏館
- サイズ:15cm/230p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8318-2627-5
紙の本
天平芸術の工房 (法蔵館文庫)
著者 武者小路 穣 (著)
正倉院や東大寺をはじめとする、花やかな天平芸術の創造にたずさわった工人たちは、どのような歴史を経て、いかなる活動をしていたのか。その盛衰を明らかにしていくなかで、古代国家...
天平芸術の工房 (法蔵館文庫)
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商品説明
正倉院や東大寺をはじめとする、花やかな天平芸術の創造にたずさわった工人たちは、どのような歴史を経て、いかなる活動をしていたのか。その盛衰を明らかにしていくなかで、古代国家の文化の形成基盤の全体像を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
正倉院や東大寺をはじめとする花やかな天平芸術の創造にたずさわった工人たちは、どのような歴史を経て、いかなる活動をしていたのか。東大寺の大仏の造営の行われた8世紀半ばを中心にして、日本で活動するようになった画工が政府の工房に組織され、その制作活動を拡大していく過程をたどり、やがて9世紀には官司工房としては衰退して、そこから新しい画工の民間工房が成立していく方向を展望するとともに、古代国家の文化の形成基盤の全体像を解明する。
目次
はじめに
概観 古代国家の工人たち
1 律令官司の画工
画工司の組織/中国・朝鮮の画工
2 渡来した画工
はじめて来た画工/飛鳥寺の造営
3 画師身分の成立
画師の制定/天寿国繍帳/なぞの画師倭
4 画工司の活動
画工司の成立/画工の職能/法隆寺金堂壁画
5 造東大寺司の画工
東大寺の造営/造東大寺司の成立/造寺司の画工
6 ある画工の軌跡
上村主楯万呂/写経所の楯万呂/石山院の楯万呂
7 官司工房の解体
造東大寺司の廃止/画工司から画所へ
終章 自立する画工たち
参考文献
略年表
解説 山岸公基【商品解説】
正倉院や東大寺など、天平時代の花やかな芸術創造にたずさわった工人たちの活動を当時の東アジアの情勢も視野にいれ丹念に解明。【本の内容】
目次
- はじめに
- 概観 古代国家の工人たち
- 1 律令官司の画工
- 画工司の組織/中国・朝鮮の画工
- 2 渡来した画工
- はじめて来た画工/飛鳥寺の造営
- 3 画師身分の成立
- 画師の制定/天寿国繍帳/なぞの画師倭
- 4 画工司の活動
- 画工司の成立/画工の職能/法隆寺金堂壁画
著者紹介
武者小路 穣
- 略歴
- 1921年、奈良市に生まれる。1943年、東京帝国大学文学部国史学科卒業。明星学園高等学校教諭、和光大学人文学部教授を経て同大学名誉教授。2010年逝去。主著に『平家物語と琵琶法師』『絵巻-プレパラートにのせた中世-』『改訂増補 日本美術史』『ものと人間の文化史 地方仏Ⅰ・Ⅱ』『ものと人間の文化史 絵師』等がある。
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