紙の本
万葉集に出会う (岩波新書 新赤版)
著者 大谷 雅夫 (著)
およそ1200年前に編まれ、今も愛され続ける万葉集。先入観なく歌そのものと向き合えば、古代の人びとの心が見えてくる。原文の漢字の読み方、歌の解釈や文学観の歴史、万葉集にう...
万葉集に出会う (岩波新書 新赤版)
万葉集に出会う
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商品説明
およそ1200年前に編まれ、今も愛され続ける万葉集。先入観なく歌そのものと向き合えば、古代の人びとの心が見えてくる。原文の漢字の読み方、歌の解釈や文学観の歴史、万葉集にうたわれた人の心のさまざまを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
約一二〇〇年前に編まれ、古典として親しまれてきた万葉集。しかし実は、ひとつの解釈を拒む歌、よく分からない歌、顧みられなかった歌は数多い。のちの世の評価や解釈にとらわれず、先入観なく歌そのものと向き合えば、古代の人びとの心が見えてくる。万葉集に出会うことで、私たちはほんとうの心に出会うのかもしれない。【商品解説】
歌そのものとじっくり向き合えば、古代の人びとの心が見えてくる。もしかすると、私たちの本当の心も。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第一章 さわらびの歌
- 1 「石(いは)ばしる」と「石(いは)そそく」——漢字で記された歌集
- 2 賀茂真淵の「石激(いはばしる)」
- 3 原文の「激」をどう読むか
- 4 「そそく」の語感のうつりかわり
- 5 「さわらび」の季節
- 第二章 「心なきものに心あらすること」——擬人の表現
著者紹介
大谷 雅夫
- 略歴
- 〈大谷雅夫〉1951年生まれ。京都大学名誉教授。専攻は国文学。著書に「和漢聯句の楽しみ」など。
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国文学者魂が伝わる1冊
2021/09/14 13:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
万葉集の現代語訳の様々な説について追及した1冊です。
ある現代語訳の説をこういう理屈で間違い、などと容赦なく示し、著者の国文学者としての魂がヒシヒシと伝わる、そんな1冊です。
古文でおなじみ、文法解釈もしています。高校の古文が得意な方々には、当書は大変楽しめる1冊でしょう。