紙の本
数学と構えないで
2022/01/23 16:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼんぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽い気持ちでこの本を開くといつの間にか数学の世界に入り込むことができると思います。新たな気付きは新鮮、是非その新鮮さを体感してもらいたい。数学嫌いの人まではわかりませんが、多くの人が楽しく入り込める世界がこの本にあると思います。
紙の本
おもしろい!
2022/01/23 09:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
見開き一ページに問題、次のページから解説なのですが、解説を読んでも考えない分からないように作られているのはさすがです。学校の図書の先生にもおすすめしたら即入れるとおっしゃってくださいました。
紙の本
☆数学という面白い遊び☆
2022/02/06 17:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉は最小限。写真を全面に使い、絵本のような感覚で読める。
しかし、バカにしてはいけない。
数学の面白さを視覚的に提示してくれている。
《同じ面積の問題》《不変量の問題》《ピタゴラスの定理》《鳩の巣原理》《偶奇性》《三角不等式》《比較》《数学的帰納法》等の問題が、待ち受けます。
変わらないものに注目すると、ある真実が見えてくる。
複数の条件が答えを決定づける。
etc.
解く喜び、ここにあり。
紙の本
子どものために購入
2021/12/06 19:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七味とうがらし - この投稿者のレビュー一覧を見る
したのですが、大人もハマる数学の本です。
かなり忘れてることがわかりました。
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この本の発売を記念して行われたオンライン講義もギリギリ間に合って視聴できた。佐藤雅彦研究室に憧れていた昔からのファンとしては至福の時間だった。
まず色々な物事に対する着眼点が面白いし、そこからの発想力もすごいなぁといつも感銘を受けるのだが、今回もEurekaが満載だった。
鳩の巣理論の汎用性に驚き、昔習った公式がこんな形で役に立つのかと感心し…中でも偶奇性というのは自分にない発想だったので本当に感動した。
昔から数学は好きだったから嫌いな人の気持ちはわからないけど、こういった本をきっかけに少しでも数学嫌いな人が減るといいなと思う。
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楽しい本で,もう一度読もうと思ったね~~1800円はちょっと高いかな,新書にしたら安くなるだろうけど,このサイズが必要だね
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素敵だなー。教材づくりのアイディアとして。
大判写真どーん、なので内容は少ないけど、楽しくやる気になるっていう肝心なところ、こうするのか、と。
時折、内容が高度でわからず焦る。
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視覚的、感覚的にわかるような説明であり、さすが佐藤氏のプロデュースだなと思う。
学生時代に見た秋山仁の数学を彷彿とさせるわくわく感がある。
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親子揃ってトリコにするピタゴラスイッチでお馴染み佐藤研究室の本。
昔、カテキョをしていた時「三平方の定理も因数分解も絶対将来使わない。なぜ数学を解かねばならぬのか」と2度目のイヤイヤ期に突入していた子が何人かいたが、
ファイナルアンサー本としてこれを読ませてやりたかったなあ。
頭の体操になるので寝起きか、月曜朝イチ出勤直後にでも何ページか読むべし。
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題名そのものの解きたくなる数学の問題。身近なそこにある問題の数々にどんどんページが進む。解答を見るとへーなるほどと思うが、この問題を作る苦労がしのばれる。
装丁なども美しく、問題の立て方に見やすさ分かりやすさの配慮があってとても楽しい本だ。
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4月15日、日経主催の読書会「サイエンス作家・竹内薫さんと読むこの3冊」の課題本の1冊。NHKの新テレビ小説の「ちむどんどん」の題名すら覚えられないほどボケが進んできたので、この1冊を選びました。
題名は「解きたくなる数学」。なかなか勇気のあるネーミングと思います。景品表示法上の問題はないのかと、とりあえず4問解いてみましたが、はまってしまいました。したがい、景品表示法上の問題はないかと。
本来ものぐさなのでパズル本はあまり関心がなく、本書に掲載されている数学問題が良問かどうかはわかりません。ただ、問題の配置と「難易度メーター」がうまいと思います。例えば「第4章 偶奇性の問題」の3問。メーターの「ちょっと考えれば分かる」というオセロの第1問題で偶奇性の入り口に入り、コインとりゲームの問題で偶奇性の応用が理解できたと思えたにも関わらず、3問目の「サイコロの回転」の問題に悩まされ、前の問題で抱いた妄想は何だったんだろうという気分にになります。でも、大丈夫。サイコロの問題は「1時間かかるかも」と本書がメーターで示している問題であり、焦らずにゆっくりとノートでモデル化して無事に解くことができました。また、各設問に掲載されている写真を見ているとノートにいろいろと書きたくなります。
そう言えば、高校3年生の夏期講習の際、予備校の先生が「昔はね、テレビも何もない時代、皆んな家に帰ると喜んで数学の問題を解いていたんですよ。こんな涼しい部屋で微分積分の問題に取り組める諸君は幸せですよ」と言っていました。そんなことを思い出させてくれる良書。あらためて数学の楽しさを文系の私に思い出させてくれました。
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ピタゴラスイッチ等でおなじみの著者が書いた数学本。サンプルを見て面白そうで購入してみました。1/3くらいは自力で解けましたが、残り2/3くらいは考えてはみるものの、分からなかったですが、解法を見て「なるほど!」と深く頷くばかりでした。
日常生活にある様々な数学的な問いに対して、数学的に解けるという意識を持つことが、生活を楽しく行ける一つの秘訣になるな、とそんなことも感じたりしました。
多湖 輝さんの「頭の体操」シリーズを思い出す1冊でしたね。
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問題に対して不誠実な姿勢、ダーッと読み通す、をしてしまった私ですが、後書きにあった "数学の文章は、概して、義務的な気持ちにさせる" ではない読書体験ができました。答えを知りたくなる、が先に立ったのかもしれません。
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「ピタゴラスイッチ」でおなじみ佐藤雅彦研究室の数学好きメンバーが集った研究会からうまれた数学の問題集。問題集と言っても、無味乾燥な問題文が並んでいるのではなく、身近で日常的なものや景色の写真からぱっと問題の核心をとらえられ、答えを考え(解き)たくなり、解答のページもぱっとみてわかる工夫がこらされたゆったりしたつくりで23問。順序よくじっくり地道に考えていけばわかるものもあれば、ちょっとした発想の転換や思考のジャンプが必要なパズル的なものもあり、人によって得手不得手も違いそう。デザイン・レイアウトや美術なども佐藤雅彦研究室ゆかりの人が手がけて、読むピタゴラスイッチ(「大人のピタゴラ」)という雰囲気の本になっている。
安野光雅、森毅、野崎昭弘らの「美しい数学」シリーズ(童話屋)をおもいだす。子どもたちに自分で考えて答えを発見する喜びを知ってほしいという願いのこもったあの絵本を企画したあんのさんがごらんになったら、きっとさぞよろこび、おもしろがったことだろう…
ツイッターによる佐藤雅彦さんのおすすめ入門問題は、Q1, 5, 8, 14. 16
わたしが好きなのは、Q2, 10, 15, 16, 19
本棚にしまいこまずに、ちょっとした時間に、ひとりで、家族や友だちと、挑戦してみると楽しいと思う。
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【あらすじ】
あの「ピタゴラスイッチ」制作メンバーが、これまでにない数学問題集を作りました。そこには、ひと目で心を奪われる問題ばかり。数学が苦手な人も得意な人も、魅力的な写真とグラフィックで表現された23題に、きっと夢中に。論理の組み立てが学べ、思考のジャンプが身につきます。考える楽しさを求める中学生以上のすべての方へ。
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教科書や試験の問題文形式ではとっつきにくい(というか、関わる気すら起こさせない)数学の諸法則について、身近なものを使ってそのハードルを下げ、「解いてみたい!」と思わせるような内容にした、新しい発想の数学の入門本です。あとがきに「この本の生い立ち」が記されていましたが、数学者の遊び的な場から偶然生まれたのだそうです。素晴らしいなと思いました。
私は文系の人間ですが、数学は現代科学の根管を成す学問であり、興味を持つ人が一人でも多くいればよいと思います。そのための逆転の発想がこの本にはあると思いました。願わくば、図書館で借りるのではなく、買ってじっくり読んでほしい本です。