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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/29
- 出版社: 行舟文化
- サイズ:19cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909735-07-2
読割 50
紙の本
混沌の王 (名探偵「オーウェン・バーンズ」シリーズ)
一族を呪い、聖夜のたびに一人ずつ命を奪っていく白面の怪人「混沌の王」。「混沌の王」を呼び出し鎮めるための交霊会の夜、新たな事件が発生し…。オーウェン・バーンズシリーズ第一...
混沌の王 (名探偵「オーウェン・バーンズ」シリーズ)
混沌の王
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商品説明
一族を呪い、聖夜のたびに一人ずつ命を奪っていく白面の怪人「混沌の王」。「混沌の王」を呼び出し鎮めるための交霊会の夜、新たな事件が発生し…。オーウェン・バーンズシリーズ第一作を邦訳。冊子「怪狼フェンリル」付き。【「TRC MARC」の商品解説】
・オーウェン・バーンズシリーズ第一作が待望の邦訳!
夜、白い仮面を目にし、鈴の音を耳にしたら用心せよ――
芸術家を目指す青年アキレス・ストックは、ロンドンで友人になった自称・名探偵オーウェン・バーンズから厄介な頼みを押しつけられる。自分の代役として、名門マンスフィールド家にまつわる呪いの調査をしてほしいというのだ。それも、依頼人の婚約者に成りすまして。
長女の婚約を巡って愛憎渦巻くマンスフィールド家に集まるのは、やり手の貿易商とその腹心の部下、美しき夢遊病患者に高名な霊媒師……と、一癖も二癖もある面々。そして彼らは一様に、毎年の聖夜に現れて一族の誰かの命を奪うという白面の亡霊「混沌の王」の影に怯えていた。それはいにしえの伝承でなく、三年前のクリスマスにも当主の息子エドウィンが、完全な密室の中で殺されたのだという。
そして「混沌の王」を呼び出し鎮めるための交霊会が開かれた夜、新たな殺人事件が発生し――過去と現在の二つの「雪密室殺人」が交差する、奇想と幻影の不可能犯罪ミステリ!
※短編小冊子「怪狼フェンリル」付き。【本の内容】
目次
- 【目次】
- 1 死の鈴
- 2 奇妙な任務
- 3 雪のなかの人影
- 4 明かりが消えて
- 5 白い仮面
- 6 雪のなかの散歩
- 7 混沌の王
- 8 ドアがあいて……
- 9 霊よ、ここにいるのか?
著者紹介
ポール・アルテ
- 略歴
- ポール・アルテ(著者)
フランスの推理作家。ジョン・ディクスン・カーに傾倒し、密室殺人などの不可能犯罪をテーマに、名探偵が活躍するクラシカルな本格ミステリを精力的に発表している。日本でも、2002年に邦訳された『第四の扉』以来、作品が3作連続で「本格ミステリ・ベスト10」の1位を獲得するなど高い評価を得る。
平岡 敦(訳者)
フランス文学翻訳家。1955年千葉市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒、中央大学大学院仏文学専攻修了。大学在学中はワセダミステリクラブに所属。現在は中央大学、青山学院大学、法政大学等で仏語、仏文学を講じるかたわら、フランス・ミステリを中心に純文学、怪奇小説、ファンタジー、SF、児童文学、絵本など幅広い分野で翻訳活動を続けている。『この世でいちばんすばらしい馬』および『水曜日の本屋さん』で産経児童出版文化賞を、『オペラ座の怪人』で日仏翻訳文学賞を、『天国でまた会おう』で日本翻訳家協会翻訳特別賞を受賞する。そのほか主な訳書にグランジェ『クリムゾン・リバー』、アルテ『第四の扉』、ルブラン『怪盗紳士ルパン』がある。
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