読割 50
紙の本
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)
著者 相沢 沙呼 (著)
【本格ミステリ大賞小説部門(第20回)】推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができ...
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
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商品説明
【本格ミステリ大賞小説部門(第20回)】推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができるが、そこに証拠能力はない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていて…。【「TRC MARC」の商品解説】
死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り――。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!
★★★★★
ミステリランキング5冠!
★第20回本格ミステリ大賞受賞
★このミステリーがすごい! 1位
★本格ミステリ・ベスト10 1位
★SRの会ミステリベスト10 1位
★2019年ベストブック
さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補!
★★★★★
城塚翡翠。
彼女は、なにを視(み)ていたのだろう……?
すべてが、伏線。
【商品解説】
収録作品一覧
プロローグ | 8−13 | |
---|---|---|
泣き女の殺人 | 15−118 | |
インタールード 1 | 119−124 |
著者紹介
相沢 沙呼
- 略歴
- 1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本作で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。最新作は、本作の続編となる『invert 城塚翡翠倒叙集』(講談社)。
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紙の本
全てが伏線
2021/11/10 13:21
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「すべてが伏線」という謳い文句に、過度に期待を抱いて購読した。
期待しすぎると、ハードルがあがるものだが、見事に良い方向に裏切られたと感じる。
すべてが伏線と言って間違いないミステリー。
とにかく城塚翡翠が魅力的で引き込まれる。ミステリーとしても面白い。おすすめ
紙の本
圧巻!
2022/10/07 22:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひぇー。凄い。巧み過ぎた。
すべてが、伏線。なのは全くもって誇張していません。
最終章の犯人については、途中から(こいつがやってるのか?)とは考えたけれど、まさかこんな展開が待っているとは…
いちいち予想の上をいかれて大満足。
真相を明らかにするパートのスピード感が凄くって、ぶんぶん振り回されながら事実を知っていく快感がたまらない。
でも最終的にはもうどっちなのかも分からない。どっちだとしても良い。
圧巻。ドラマで映像化されるのも楽しみ。
紙の本
衝撃
2021/11/07 12:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:れいと - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーはあまり好んで読まないのですが、この作品はとても面白かったです。
キャラクターもとても個性的で可愛らしく読むスピードの遅い私でもすぐに読み終わってしまったぐらいです。
ミステリーあまり読まない方にもおすすめしたいです。
紙の本
発売されてすぐ
2022/08/25 05:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
購入してからもう一年近く経ってたなんて…ちょっと分厚いから諸々余裕のある時に読もうと思ってたら、ドラマ化されるとの情報が。ネタバレとか嫌なので、その前に読めてよかった。
すべてが、伏線ーーー
その通りです本当に。もう翡翠ちゃんの虜です。
紙の本
衝撃的だった
2022/04/10 13:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:犬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の方は平凡なミステリーかと思ったが、終盤に向かうにつれてたたみかけるように話が展開されていき、非常に面白かった。作者によって私はすっかりだまされてしまった。
紙の本
最終話がすべて
2022/12/06 18:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者はマジックを扱った「午前零時のサンドリヨン」である程度注目していたが、書店の棚に遠田志帆の手になる華麗で神秘的なカバー絵がついた本作を読んでみた。最終話を読むまでは何故これほどまでに高評価なのかわからなかったが、最終話で十二分に納得させられた。マジシャンとしての作者の特性も十分に発揮させられている。続編も発売されているので読んでみようか。
紙の本
どんでんを楽しむ
2022/12/02 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
若く美しい女性霊能力者が霊能力で事件の真相に挑む!
しかーし、最後にどんでん返しが。うなります。うー。(笑)
ラストの種明かしは子気味いい。
紙の本
面白い
2022/10/28 23:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴーまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューが好評価だったので、ミステリーが好きということもあり購入。展開が気になり、どんどん読み進められます。
電子書籍
ミステリー作家×美少女霊媒
2022/10/25 08:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうひ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議なバディだなぁと思っていたらとんでもない組み合わせだった!
こうくるか!という驚きでめくる手が止まらない…!
紙の本
おそろしい程に、伏線でした
2022/09/21 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み応えがありました。
帯に偽りなく、本当に全てが伏線でした。ラストは怖くもあり、ゾクゾクしました。こんなミステリーは初めてです。殺人シーンの描写は怖かったけど、クセになるストーリーでした。
紙の本
惜しげもなく
2021/11/14 18:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
霊視と推理という、新しい形式のミステリーということで、これもありかな、と読み進めていると思わぬ大ドン返しが。。
いやー、痛快でした。前半の設定も面白いし、幾らでもシリーズ化できそうで、キャラクターデザインもアニメにでもなりそうなのに。それらを惜しげもなくかなぐり捨てる作者のきっぷの良さ。その思い切りで、一つの名作が生まれた。
解説でもあったが、同じ手は使えない。折角のプロットを封じ手にしてしまう潔さの果てに、次作ではどの様な驚きを与えてくれるのか、楽しみである。
紙の本
☆霊媒探偵 城塚翡翠☆
2022/12/17 14:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここ数年の国内現代ミステリー作品の中では、楽しめた作品だと、個人的には思っています。
読み始める前は、《霊媒》という、死者と話をするという、ある意味ミステリーでは禁じ手になりそうであろう手法かと思ったので、物語として成立するか、分からなかった。
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【泣き女の殺人】
推理作家の香月史郎は、大学の後輩である倉持結花の付き添いで、霊能者に会うことになる。霊媒の娘という城塚翡翠は、倉持の悩みの理由を探るために倉持の家に行くことを提案し、後日、倉持の自宅に向かうが、そこで、頭から血を流した倉持の遺体を発見する・・・
【水鏡荘の殺人】
香月は、城塚を連れて、水鏡荘の怪異を調べに行く。しかし、その水鏡荘の家主である黒越篤の遺体が、彼の仕事場で発見された・・・
【女子高生連続絞殺事件】
香月は、サイン会に現れた女子高生の藤間菜月に、自分の学校で起きた殺人事件を解決してほしいと懇願される。香月は、城塚や捜査一課の刑事と共に調査をするが、犯人が見つからないうちに新たな事件が発生し、藤間が犠牲になってしまう・・・
【VSエリミネーター】
香月は、連続死体遺棄事件の遺族から殺人鬼を捕まえてほしいと依頼される。しかし、未だ殺害現場すら特定されていないため、城塚の降霊能力は使えず、事件解決は難航するだろうと思われた・・・
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本を読み終えて・・・
まず、各話の犯行トリックなどは、どちらかというと奇を衒ったものではなく、古典的なものであった。なので、各話のトリックは、よく考えれば解けると思う。
この本の魅力は、壮大などんでん返しではなかろうか?
各話を通して、また1冊分かけての、壮大などんでん返し。
各話の間に挿入されているインタールードも、最終話へとつなぐ断片としての効果があったと思う。
なるほど、そして続編は倒叙ミステリーとなる。
面白かった。
電子書籍
油断大敵
2022/07/15 22:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はも - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半部分で、少々推理のアプローチが風変わりだけれども、事件の内容やトリックはありきたりだと高をくくっていた。しかし終盤になって、これまで完全に油断していた、いやさせられていたと気付かされた。ネタバレになるので詳しくは書けないが、未読の方はぜひこのどんでん返しを味わってほしい。
電子書籍
面白い
2023/01/10 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
終盤まではミステリーに心霊を絡めた作品として読んでいましたが、怒涛の伏線回収が圧巻でした。完全に騙されました。
紙の本
各賞受賞やテレビドラマ化の話題作!
2022/12/16 09:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年の本屋大賞ノミネート作品でしたが、タイトルや表紙から「読まなくても良いかなー」と早とちりしていました。テレビドラマも好評なので文庫版を手に取りました。最後まで本当のキャラクターが分からないあたり、まさにミステリーですね。テレビドラマの配役も良さそうなので観てみようと思います。