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商品説明
警察官、検察官の証拠隠しや捏造、噓。それらの違法捜査を見抜かなかったことによる誤った裁判の実相を、過去の冤罪事件を素材にして明らかにする。『Web日本評論』連載を再構成し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
警察官、検察官の証拠隠しや捏造、嘘。それらの違法捜査を見抜かなかったことによる誤った裁判の実相を、元裁判官が明らかにする。【商品解説】
目次
- はじめに──誤判・冤罪はなぜ起きるのか
- {第一章}昭和23年から30年まで(一九四八〜一九五五)
- 第1回
- 別件逮捕した被疑者を重大な本件で厳しく取り調べ、
- 激しい拷問の末虚偽自白させた上、自白に「秘密の暴露」をねつ造した
- ――幸浦(さちうら)事件
- 第2回
著者紹介
木谷 明
- 略歴
- 〈木谷明〉1937年生まれ。東京高裁部総括判事等を経て、弁護士。著書に「「無罪」を見抜く」など。
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紙の本
とても分かりやすい
2021/10/17 09:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平凡太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
往年の名判事が、原則として再審無罪が確定した事件(2件の例外あり)の解説を通じて我が国の捜査実務に警鐘を鳴らしている。いわゆる一般向けの本であり、我々司法関係者以外の人たちが読んで得られるものが多いと思われる。冤罪の発生には捜査機関だけでなく、あまりにも受動的な裁判所と意欲や能力に欠ける弁護士の責任も大きいと痛感した。