- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/15
- 出版社: ライツ社
- サイズ:21cm/264p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909044-32-7
読割 50
紙の本
認知症世界の歩き方 認知症のある人の頭の中をのぞいてみたら?
著者 筧裕介(issue+design) (著),認知症未来共創ハブ (監修)
乗るとだんだん記憶をなくすミステリーバス、距離も方角もわからなくなる二次元銀座商店街…。認知症のある人が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式にまとめ、だれも...
認知症世界の歩き方 認知症のある人の頭の中をのぞいてみたら?
認知症世界の歩き方
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商品説明
乗るとだんだん記憶をなくすミステリーバス、距離も方角もわからなくなる二次元銀座商店街…。認知症のある人が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式にまとめ、だれもが身近に感じるストーリーで紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
なかなか理解してもらえずに困っていた「認知症のある方が実際に見ている世界」が
スケッチと旅行記の形式で、すごーくわかる!
まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊です。【商品解説】
目次
- ここは、認知症世界。
- 認知症とともに生きる世界では、だれもがいろいろなハプニングを体験することになります。
- ・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」
- →自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ?
- ・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」
- →あてもなく街を歩き回ってしまうのは、なぜ?
- ・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」
著者紹介
筧裕介(issue+design)
- 略歴
- 〈筧裕介〉1975年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。工学博士。issue+design代表。慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科特任教授。著書に「持続可能な地域のつくり方」など。
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紙の本
認知症を知る
2021/12/10 12:27
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症を医療の立場から理解しようとすることは多い。一方、認知症と思われる人の立場、視点から、生活するこの社会がどのように見え、感じ、動いていけるのかを記したものは少ないのだろう。本書はそういう視点を持っているからこそ貴重なのだが、それ以上に読みやすく理解しやすい。物忘れや思い違い、記憶違い、手順の忘れが複合すれば、それは認知障害につながる。自分自身が、これおから徐々に認知症世界に足を踏み入れ、生きていくことを自覚するうえで、役立つ書籍だ。
紙の本
人生とは旅
2021/11/21 11:54
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:奥津 明 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナが収束してきたので、何れまた旅行に行きたいなと思って書店でガイドブックなど探してブラブラしていたら、凄い本を見つけました。認知症の世界への旅とは!
この本はその題名の通り、認知症の世界の歩き方、ガイドブックです。読み進むにつれ、親や自分、家族にも幾つか心当たりがある点があり、思わずうんうんとうなずいていました。
後半部分のPART2には、「旅のガイド」と称した心構えや旅支度、そして旅路を楽しむということがまとめてあり、有益な情報が満載です。
分かりやすいイラストやアイコンによって、暗くて後ろ向きになりがちなテーマが明るくなっていますし、人生の後半に訪れるかもしれないこの旅路に、前向きに向き合えそうな気持にさせてくれる一冊です。是非皆様におすすめします。
紙の本
認知症世界の歩き方
2021/11/29 20:10
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:May - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫が祖母の気持ちを知りたくて買っておいてほしいと頼まれて購入した本です。
物語風になっていて、いつのまにか本の世界に引き込まれてしまうくらいに熱中して読んでしまいます。
年をとって色々忘れてしまう自分の母に対しても優しくなれるような気がしてきました。同じ世界を見ていてもこんなに違って見えるんですね。
紙の本
認知症の方々に見えている世界が知れる
2021/12/22 22:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症の方々が見ている世界や、心理状況などがストリートにして書かれておりとても理解しやすかった。
お風呂に入りたくないのも、衣類の着脱が面倒だとか、介護者が嫌だからとかそんな単純な理由ではないのだということを知ることができました。
また、今、インテリアなど一色にまとめるのがスタイリッシュでお洒落とされているが、それは、人によって見え方が異なる、ましてやある動作がとても困難になる原因にもなりえるのだと初めて気がつきました、、。
この本は手元においておき、気になることがあればサッと辞書のように今後使用していきたいと思います。
紙の本
なぜそんなことをするのか?認知症の方の心。
2022/01/31 10:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゴータマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症世界の歩き方。本の題名が示すように認知症の方のとらえ方を、世界を冒険す体験るように書いてあります。
認知症の方とかかわりがある方に読んでいただきたい。私が探し求めていた本です。
認知症の方は、自分で自分のことをうまく説明できません。そのため周りの人に誤解をまねき、扱いにくくしてしまうのです。
「認知症の人と家族の会」の催しや集いに行っても本人の言葉は聞こえてきません。その周りの介護の方家族の方の困りごとごとばかりです。本人が話そうとしても意味が分からないことが多いので介助者や付き添いの方が代弁する。すると自分の悩みばかりになり本人の悩みを聞くことができません。
2090円ですが、コストパフォーマンスは高いといえます。
そんな中この本は初めてといっていいほど本人のは感じ方や心の持ち方が書かれています。認識の仕方もわかります。認知症の方のとらえ方がアイコンで示され、難しい本ではなくなっています。アイコン付きの見出しを見るだけでも参考になります。
私は常々認知症は「認識の生活習慣による心の病気」だと言ってきました。それを裏付けるような本です。脳の病気だと改善できませんが心ととらえると改善策が出てきます。
唯識という東洋の心理学があります。私は今これを学んでいるのですが、この東洋の心理学を当てはめるとさらに理解が深まると思います。改善策も見つかります。唯識はただ心のみという学問です。心を認識ととらえ、認識を深層心理(阿頼耶識に納めます)その深層意識が表層意識を操り、行動に現れるというものです。私が認知症は心の病気だと思ったのもこれを学び始めたからです。
認知症の心を理解し、行動がよそっくできれば様々なトラブルをなくすことができます。そのガイドとしてうってつけだと思います。
2090円ですが、コストパフォーマンスは高いといえます。
紙の本
いずれわが身
2022/10/27 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何事も身近に差し迫らないと危機を感じないらしい。どうも親の様子が変だ、単なる加齢のためとも言えない兆候を示している。
認知症は高齢者5人に1人という時代だ。親のみならず自分自身にも降りかかると考えると全くの他人事ではない。
この本を読むと確かに認知症の世界がよくわかる。症状とその捉え方が詳しく平易にまとめられている。認知症も高齢者だけではないことがわかる。
高齢期の過ごし方の留意点として、食事、運動、社会的活動が強調して言われるが、高齢につきものの認知症にもこれらをしっかりと行っていくことが予防にもなりそうだ。
電子書籍
ああそうなのか
2022/08/27 19:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋で見かけて面白そうだったので。
以前一緒に地区の役員をさせて頂いた方が、最近何人か認知症になられたとか免許証を返上したとか聞きます。
あれ、さっき何したっけと思い出そうとするのが物忘れ。何かしたことを覚えていないのが認知症。
やはり刺激が必要なよう。
紙の本
学んで損はない知識
2022/06/05 09:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
分厚いですが、とても読みやすいです。
まだ自身も、家族も認知症の兆候はありませんが、いずれ必ず役立つ知識だと思いますし、街中で困っている方を見かけたら理解しながらお手伝いができるのではないかなと思います。
若い方にもぜひ読んでほしい1冊です。
紙の本
なんとなくイメージが
2021/12/12 12:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症になったらおしまいではない、と認知症研究の第一人者で自らも認知症になった長谷川和夫さんが書いていた。急に「何も分からなくなってしまった人」になるわけではないと。
分かっているつもりでも、イメージが湧かない。その一助となるのがこの本だ。
認知症の人の頭の中を、図解で物語のように示してくれている。
不思議な世界ではあるが、健康な状態の時でも、眠いとき、酔っ払ったときなどは、似たようなことがあるよなと考えてしまった。
確かに、人生ってある日を境に急に変わるわけではなく、その日その日でどんな体調でもどんな病気になっても、これまでの連続性の上に成り立っているのだ。
子どもにも分かりやすいので、家族で読むことをお勧めする。
紙の本
介護する人、される人両方に。
2023/11/20 17:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症の症状について旅行記形式で書かれている。
一度さらっと読み流したものを、じっくり読み直してみた。
介護相手は、こんな理由で躓いていたのかな、とか、笑ってごまかされ、いつも腹を立てていたことも、当人が一番つらかったのかな、など、物の見方が変わる。
紙の本
対応できる認知症
2023/07/15 08:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近いくつか認知症の本、予防の本なんかをよんだけど、認知症になったら大変だ、というトーンが多かった気がします。この本では、ところどころ、周りの人に理解や認証の人本人のちょっとしたi工夫や心構えで、深刻なかたちにならないで対応できるような気配の書き方もされています。日々の暮らしに影響がでるというのが認知症だというけど、その重さにはけっこう幅があるのでしょうか。MCIという認知症前の状態もあるというのも最近読みましたが、それとは別なんでしょうか。もう少し調べてみようかなと思いました。
電子書籍
今までと違う
2022/07/30 11:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よ~さん - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症の対応のため、いろいろな本や研修で学習してきました。この本の切り口が違うため、一緒に認知症になった視点で読みすすめることができました。不思議な世界に入り込める読み物としてもおすすめです。
紙の本
認知症の方の見ている世界
2021/11/21 22:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症の人の立場から見た世の中がわかりやすく説明されている。決めつけないで対策がすこしものたりないきがするが、認知症の方がどのように感じているのかがよくわかった。