- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/21
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/180,15p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09863-9
読割 50
紙の本
それでも選挙に行く理由
著者 アダム・プシェヴォルスキ (著),粕谷 祐子 (訳),山田 安珠 (訳)
選挙とは「紙でできた石つぶて」である−。民主主義研究を牽引してきた著者が、選挙に関する歴史、思想、理論、国際比較についての重要な研究蓄積を縦横無尽に参照しつつ、民主主義に...
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商品説明
選挙とは「紙でできた石つぶて」である−。民主主義研究を牽引してきた著者が、選挙に関する歴史、思想、理論、国際比較についての重要な研究蓄積を縦横無尽に参照しつつ、民主主義にとって選挙とは何かを平易に論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
選挙とは「紙でできた石つぶて」である。
選挙は、民主主義という統治形態において必要不可欠な制度である。しかし一般市民にとっては、選挙で選ばれた政治家や政府、さらにはそれらのもとで立案・実施される政策に失望することが日常茶飯となっている。
本書では、選挙の思想的背景、歴史的な発展経緯、世界各国での選挙政治の比較などを通じて、なぜ選挙が落胆につながるのかが明らかにされる。
政治学研究の蓄積が示すところによれば、選挙は、国民の多くが望ましいと思う政策をもたらすことはほとんどなく、経済成長や経済格差の是正にも効果がなく、また、有権者が政府を効果的にコントロールするうえでも役に立たない。
それでも選挙は、ある程度競合的に行なわれた場合、争いごとを平和裡に解決するという役割を持つがゆえに重要である。
著者のプシェヴォスキは、長年にわたり選挙および民主主義に関する実証研究を世界的に牽引してきた、比較政治学の重鎮だ。
さまざまな理想論を排除し、選挙の本質は暴力をともなう紛争や対立を回避するところにあるという本書の結論は、落胆する多くの市民を励ますに違いない。【商品解説】
目次
- 毎度の選挙で味わう怒り、失望、そして落胆……政治学の世界的権威が選挙の意味をゼロからわかりやすく語りつくす!
著者紹介
アダム・プシェヴォルスキ
- 略歴
- 〈アダム・プシェヴォスキ〉1940年生まれ。ポーランド出身。政治学者。ノースウェスタン大学で博士号取得。ニューヨーク大学政治学部教授。アメリカ芸術科学アカデミー会員。「ヨハン・スクデ政治学賞」を受賞。
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