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紙の本
看取り医 独庵 書き下ろし長編時代小説 2 漆黒坂 (小学館文庫 小学館時代小説文庫)
著者 根津 潤太郎 (著)
浅草諏訪町の診療所に岡崎良庵という小石川養生所の医師が現われ、患者を診てもらいたいという。独庵は代診の市蔵と養生所に出向くが、戯作者だという患者の診立てがつかない。しかし...
看取り医 独庵 書き下ろし長編時代小説 2 漆黒坂 (小学館文庫 小学館時代小説文庫)
【期間限定価格】看取り医 独庵 漆黒坂
06/30まで通常704円
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商品説明
浅草諏訪町の診療所に岡崎良庵という小石川養生所の医師が現われ、患者を診てもらいたいという。独庵は代診の市蔵と養生所に出向くが、戯作者だという患者の診立てがつかない。しかし、独庵の気掛かりはそれだけではなく…。【「TRC MARC」の商品解説】
小石川養生所を食い物にされてなるものか!
浅草諏訪町の診療所に二人の訪問客があった。伊達家の奥医師の嫡子だった独庵こと壬生玄宗の妻・お菊がいつもの握り飯と焼いた鱚を持ってやってきた。
とうに四十の坂を越えた総髪の大男は、一見こわもてだが、酒は不調法、女人にはついつい腰が引けてしまう質らしい。これといった訳などないが、息子とともに仙台藩下屋敷に住む二度目の妻が、どうにも煙たい。
診療所を切り盛りするすずの「お客様です」の声を渡りに船と、お菊を置いて待合室に出向くと、岡崎良庵という小石川養生所の医師が控えていた。手に余る患者を診てもらいたいという。
代診の弟子・市蔵と養生所に出向いた独庵だが、売れっ子の戯作者だという患者の診立てが皆目つかない。しかし、独庵の気掛かりはそれだけではなかった。
ごみ溜めのような養生所の有り様、看病中間の荒んだ振る舞い、そして独庵の腕を試すような良庵の言動……。小石川養生所にはなにかある! 独庵はさっそく、探索役の絵師・久米吉を呼び、病と称して養生所に入れ、と命ずる。
患者のためなら看取りも辞さない、馬庭念流の遣い手・独庵が、一刀のもとに悪を両断する痛快書き下ろし時代小説第2弾。【商品解説】
収録作品一覧
養生所 | 7−75 | |
---|---|---|
蝟集 | 76−140 | |
出島 | 141−200 |
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