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星新一の思想 予見・冷笑・賢慮のひと (筑摩選書)
著者 浅羽 通明 (著)
星新一とは何か。シニカルにきらめく千余のショートショート。高度に知的なエッセイ。戦後日本をはるか遠方から問い直し、近代の人間観を解体しつくしたSF小説群−。SF作家にして...
星新一の思想 予見・冷笑・賢慮のひと (筑摩選書)
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商品説明
星新一とは何か。シニカルにきらめく千余のショートショート。高度に知的なエッセイ。戦後日本をはるか遠方から問い直し、近代の人間観を解体しつくしたSF小説群−。SF作家にして懐疑的思索者、星新一の全仕事を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
千篇を超える膨大な数のショートショートからエッセイまで全作品を読み抜き、本人ですら自覚し得なかった「思想」を浮かび上がらせた本邦初の本格的作品論!【商品解説】
著者紹介
浅羽 通明
- 略歴
- 〈浅羽通明〉1959年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。星読ゼミナール主宰。著書に「ニセ学生マニュアル」「右翼と左翼」「君たちはどう生きるか」など。
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「門のある家」が好きな人は信用できる
2022/01/09 22:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一氏の生涯については作者も言っているとおり、最相 葉月氏の「星新一ー一〇〇一話を作った人」という決定版が出版されている(私も既読だ)、しかし作品論というのはこの評論を読むまではおめにかかったことがない、それは作者のいうとおり、評論家にとって星氏の作品は小説ではなかったのかもしれない。作者はかなり星氏の作品を読み込んでいる、私が完全に忘れてしまっていた作品も登場すると思っていたら星新一読書会を主宰されている方だった、納得、納得。この人の評論が信用できると思ったのは、ベスト作品のひとつに「門のある家」を選んでいること、私がこれまで読んだすべての小説家の作品の中でベストの一つと思っているあの作品を褒める人は信頼できるという勝手な思い込みからだ
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神話
2021/12/10 21:06
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
発行は2021年10月。死後も星新一の人気は続いていると、嬉しくなりました。貴重な一冊ですが、本書は読んでみて期待したのとは違う感じでした。ひたすらネタバレが続く。もっと別な切り口があったのでは?と思います。