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紙の本
南北朝時代 五胡十六国から隋の統一まで (中公新書)
著者 会田 大輔 (著)
北方遊牧民による北朝と漢人の貴族社会による南朝の諸王国が興っては滅んだ、中国の南北朝時代。反乱が続いた一方、後世につながる制度・文化が花開いた。激動の時代を生きた人々を活...
南北朝時代 五胡十六国から隋の統一まで (中公新書)
南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで
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商品説明
北方遊牧民による北朝と漢人の貴族社会による南朝の諸王国が興っては滅んだ、中国の南北朝時代。反乱が続いた一方、後世につながる制度・文化が花開いた。激動の時代を生きた人々を活写する。【「TRC MARC」の商品解説】
中国の南北朝時代とは、五胡十六国後の北魏による華北統一(439年)から隋の中華再統一(589年)までの150年を指す。北方遊牧民による北朝(北魏・東魏・西魏・北斉・北周)と漢人の貴族社会による南朝(宋・斉・梁・陳)の諸王朝が興っては滅んだ。北朝と南朝の抗争や、六鎮の乱や侯景の乱といった反乱が続き、仏教弾圧や専制君主による「暴政」も頻発した一方、漢人と遊牧民の文化が融合した転換期でもあった。激動の時代を活写する。【商品解説】
著者紹介
会田 大輔
- 略歴
- 〈会田大輔〉1981年生まれ。東京都出身。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。山梨大学等非常勤講師。専門は中国史(南北朝隋唐史)。第35回東方学会賞受賞。
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紙の本
知られざる南北朝時代
2021/10/31 22:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
隋唐を迎えるにあたって、その前の南北朝時代は前史として把握するのは必要だが、案外、入手しやすい通史はなかったような気がする。対南朝政策として西魏が擁立して陳が滅亡するまで存在していた後梁は取り上げられても、双方とも亡命した相手側の王族を「王」として擁立して送り込む事をしている。朱子学的な「正統論」などまだないから、そういう事をするのだろうか?
日本史や韓国史の中で南北朝時代の影響があるし、日本に伝えられた仏教は、この時代に訳された経典が元になっている。
紙の本
読みやすく楽しい
2022/02/07 09:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国南北朝時代の概説書としては、川勝義雄著『魏晋南北朝』が名著として有名ですが、それを継ぐ新しい定番概説書だと思います。
文章が読みやすく起伏もあり、読み進めやすいことと、最新の研究成果が幅広く盛り込まれていて、新書らしい一冊としてきれいに完成されています。
このままこの体裁で、中国全史を読み続けたいと思うくらい、統一されて終わってしまうのが残念でした。
電子書籍
三国志と隋唐帝国の間
2023/10/02 23:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国大陸が400年に渡って分裂をしていた五胡十六国から南北朝時代について後者に焦点を当てた本。北朝の制度が北族と中国化の間で揺れ動き変容していく様や南朝も単純に漢族の文化を伝えてたわけではなくて新たな伝統を創出していた様など面白かった。
紙の本
傑作
2023/02/28 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nizi - この投稿者のレビュー一覧を見る
傑作。五胡十六国時代の入門書にぴったり。こういう本はもっともっと読まれるべき。
紙の本
中国史を貫く北と南の衝突と融合
2022/06/07 21:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北の遊牧文化と南の中華文化の衝突と融合という、中国史を貫くテーマが、最も先鋭に現れた時代だと感じた。たくさんの登場人物のなかでも、やはり北魏の孝文帝の存在感が際立っている。その中国化政策が後の隋唐に結実し、ひいては日本の古代律令国家成立に影響を及ぼす。この時代の日本は古墳造りに夢中だったわけだが、中華の分裂と因果関係はあるのだろうか。
紙の本
古代中国史
2021/11/26 05:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三国時代から隋が再び中華を統一するまでの混迷期を詳しく解説している。たくさんの国家が成立したため省かれたものもあるが歴史的な流れはよくわかる。
紙の本
悪戦苦闘しながら最後まで読み切りました
2024/02/01 15:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の言うとおり、南北朝時代というのは私にとっても印象が薄い、始皇帝の「秦」、項羽と劉邦の漢、三国志、魏呉蜀の「三国時代」、日本との繋がりが深い教科書でお馴染みの隋や唐に比べたら全くと言っていいほど印象が薄い、いろんな国ができては滅び、悪戦苦闘しながら最後まで読み切りました
紙の本
シリーズだろうか
2023/05/05 10:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「殷」「周」「漢」そして「南北朝」そのあと「唐」と出版されています。中公新書ではシリーズで中国史を出す予定なのでしょうか。しかし、「秦」「三国時代・東晋」が欠落してますね。この後、「宋」「元」「明」「清」と続くのでしょうか。