- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/22
- 出版社: 灯光舎
- サイズ:20cm/210p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909992-01-7
紙の本
送別の餃子 中国・都市と農村肖像画
自身の研究分野を「民族音楽学」に決めた著者が選んだ調査地は改革開放期の中国の農村。数十年のフィールドワークの中での無数の出会いと別れから14のエピソードを取り上げ、佐々木...
送別の餃子 中国・都市と農村肖像画
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商品説明
自身の研究分野を「民族音楽学」に決めた著者が選んだ調査地は改革開放期の中国の農村。数十年のフィールドワークの中での無数の出会いと別れから14のエピソードを取り上げ、佐々木優のイラストとともに収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
本体価格1800円+税
A5変形(148mm×195mm) 並製
ISBN:978-4-909992-01-7
中国の北方では、人々は別れの時に、手作りの水餃子を囲んでその別れを惜しむという。
自身の研究分野を「民族音楽学」に決めた著者が選んだ調査地は中国の農村。1988年、文化大革命後に「改革開放」へと舵をきった中国で、右も左もわからぬまま「研究」への情熱と未知なる大地へのあこがれだけで、彼女のフィールド調査がはじまった。
中国の都市や農村での調査をきっかけにさまざまな出会いがあった。「怖いものはない」という皮肉屋の作家、強烈な個性で周囲の人々を魅了し野望を果たす劇団座長、黄土高原につかの間の悦楽をもたらす盲目の芸人たち……「親切な人」とか「ずる賢い人」といった一言では表現できない、あまりにも人間臭い人々がここにはいる。それぞれの物語で描かれている風土と生命力あふれる登場人物に心うごかされ、人の心のありようについて考えてみたくなる。
1988年以降の中国という大きな舞台を駆け巡った数十年間には無数の出会いと別れがあった。その中から生まれた14の物語をつづったエッセイを、40以上のイラストとともにお届けします。
イラスト:佐々木 優(イラストレーター)【商品解説】
目次
- 目次
- はじめに
- 序 まだはじまっていないころのお話
- Ⅰ 河北省編
- 第一章 老師的恋
- 第二章 北京の女人
著者紹介
井口 淳子
- 略歴
- 〈井口淳子〉大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。文学博士。大阪音楽大学音楽学部教授。専門は音楽学、民族音楽学。著書に「亡命者たちの上海楽壇」「中国北方農村の口承文化」など。
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