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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/10/25
  • 出版社: 八坂書房
  • サイズ:19cm/245p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-89694-291-0

紙の本

歌うキノコ 見えない共生の多様な世界

著者 盛口 満 (著)

地下生菌、変形菌、冬虫夏草、地衣類…。マイナーで不思議なキノコを取り上げ、菌と様々な生き物とのつながりというホットな話題を、著者の経験をもとにやさしく解説する。【「TRC...

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歌うキノコ 見えない共生の多様な世界

税込 2,090 19pt

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商品説明

地下生菌、変形菌、冬虫夏草、地衣類…。マイナーで不思議なキノコを取り上げ、菌と様々な生き物とのつながりというホットな話題を、著者の経験をもとにやさしく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】

樹上でにぎやかに鳴くセミの体内には、冬虫夏草というキノコが潜んでいる!
興味津々、見えない世界を覗いてみよう!!

地下生菌、変形菌、冬虫夏草、地衣類など、普通はあまり目につかないマイナーで不思議なキノコたちを取り上げ、今も次々と新たなことがわかりつつある、菌(キノコやカビの仲間)と様々な生き物とのつながりというホットな話題を、おなじみゲッチョ先生が体験をもとにやさしくレクチャー。驚きに満ちた、いとも多様な共生関係!

著者によるイラスト満載、カラー多数。

*2021年初旬、ゴキブリを宿主とする冬虫夏草が日本で初めて見つかったとの発表がありました(世界でも3種目)。この新種記載論文の著者の一人であるゲッチョ先生が、本書でそのいきさつを語っています。新種発見に到る興味深い記録は、一見の価値あり!【商品解説】

目次

  • 第1章 地下のキノコを見る眼鏡
  • 地下生菌屋と森歩き/キノコ屋は音を聴かない/情報の取捨選択/地下生菌眼鏡/冬虫夏草とは
  • 第2章 あこがれのホコリカビ
  • 変形菌へのあこがれ/動物でも植物でもない/沖縄には変形菌が少ない?/ヤンバルの変形菌/クラガリ谷とホコリ沢/変形菌屋との遭遇/奄美の森/変形菌と冬虫夏草/変形菌の敵/ウニの中の変形菌
  • 第3章 歌う冬虫夏草
  • 歌う冬虫夏草/マツウラさんの元へ/体の中はワンダフル/ゾンビ・アント/ヤンバルの森でのサンプリング/個体の免疫と社会性免疫/春先の探索/バクテリアの家畜化/ゾウムシが硬いわけ/石垣島遠征/屋久島遠征/謎のアリタケ
  • 第4章 ゴキブリタケとシロアリタケ

著者紹介

盛口 満

略歴
〈盛口満〉1962年千葉県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒業。沖縄大学学長。著書に「となりの地衣類」「雨の日は森へ」など。

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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紙の本

共生か寄生か、良いのか悪いのか。セミとキノコから考える。

2021/12/05 14:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバーを見て、盛口さんの冬虫夏草の本ってもうあったよなあ、と思いながら手に取りました。今回はもっと多様なキノコたちの話です。冬虫夏草にももちろんつながっていきます。そもそもキノコが昆虫から生えているのが冬虫夏草ですし。

導入は変形菌から。そこから地元のフィールドでの生きもの探しが「いつものように」広がっていきます。菌類の研究者との話は時に「遺伝子解析」や「共生と寄生」などと難くなるときもありますが、様々に生き物がつながっている世界に気づかされる話でもあります。

人間の腸の中には様々な「良い菌、悪い菌」がいて働いているというのはよく知られるようになりました。昆虫も同じこと。特定の植物しか食べない偏食の昆虫も、体内に「共生」するバクテリアなどから栄養を補足しているというのは「そうだろうな」と思えます。親の腸内の細菌を卵にもちゃんと伝える工夫をしている昆虫もあります。

そこでセミ。セミの体内にも菌類がいて不足する栄養を補っている。「セミが鳴くためにはキノコが必要。」そう、やっとタイトルにつながりました。これがセミにとっての「良い菌」なら冬虫夏草はセミにとっての「悪い菌」?
実は、「セミの体内の菌類」はセミから伸びてくる冬虫夏草の菌類ととても近いものだとか。寄生している菌類が「宿主を殺さないように」共生菌に進化したのか?それとも共生菌が宿主のの状態が悪くなったりしたらのっとって自分の胞子を広めるようになったのか?「良いとか悪いとか」「共生とか寄生とか」は人間が便宜的に決めた区別でしかない、と改めて思わされます。セミとキノコから考えされられました。

現地での観察実況も面白く読めます。変形菌を探し続けてから知人と他の物を見に行くと変形菌ばかりしか見えない。でも段々見えてくる。何かを見ようとするときにはそれ専用の眼鏡を使っているので、違うものを見たいときには眼鏡の調整がそれぞれに必要らしいです。イモムシを探していると一寸葉がめくれていてもイモムシに見えてしまう、私の体験ですがこれも眼鏡の調整不足でしょうか?

今回は論文作成の話とかちょっと難しくなる部分もありましたが、「見える世界と見えない世界」「僕が森の中で目にする生き物は、きっと、皆、見えない存在を背後に控えているはずだ。」などのいつもどおりの著者の言葉で、複雑な世界にちょっと触れさせてもらえました。

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2021/11/22 07:41

投稿元:ブクログ

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