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龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上 3 (富士見L文庫)
銀市と旧知の神使・灯佳を助けた珠は、礼としてなぜか5歳の姿にされてしまう。子ども姿でままならないこともあるなか、銀市たちの慈しみを受ける。だが、水面下では2人を巻き込む哀...
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商品説明
銀市と旧知の神使・灯佳を助けた珠は、礼としてなぜか5歳の姿にされてしまう。子ども姿でままならないこともあるなか、銀市たちの慈しみを受ける。だが、水面下では2人を巻き込む哀しい昔物語が蘇りつつあった…。【「TRC MARC」の商品解説】
■大重版が続く超人気シリーズ、待望の第3巻!!■
七夕の頃。銀市(ぎんいち)と旧知の神使・灯佳(とうか)を助けた珠(たま)は、礼と称してなぜか五歳の姿にされてしまう。望んでいない"礼"に困惑するが……?
時をあわせたように、神隠しの噂が店に持ち込まれる。珠は子ども姿でも役に立ちたいと努め、解決の糸口を見出す。しかし同時に、幼い体に引きずられ、独りではままならぬ感情と経験を噛みしめる。
人に上手く頼れぬ彼女に、銀市たちの慈しみが注がれ――自覚したのは、温かな気持ち。
一方その背後では、隠し神の噂を皮切りに、銀市や珠を巻き込む哀しい昔物語が蘇りつつあった。
■スクウェア・エニックス「マンガUP!」にて、コミカライズも好評連載中!(2021年10月時点)■【商品解説】
目次
- 序 章 思案乙女と白昼夢
- 第一章 乙女と旧知と恩返し
- 第二章 童心乙女の遊び方
- 第三章 恐慌乙女と手当て
- 第四章 焦燥乙女の選択
著者紹介
道草 家守
- 略歴
- 2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。
以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家。
著作に『帝都コトガミ浪漫譚 勤労乙女と押しかけ従者』(ことのは文庫)ほか、第2回富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を受賞した「龍に恋う」シリーズ(KADOKAWA)など、多数。
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主人公の成長が感じられてよい
2022/01/02 21:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
狐の神使に恩返しとして子供の姿にされた珠。
小さくなってしまったことで誰かに頼らないとできないこともあって、それは甘えだと心苦しく感じるが、銀市や狂骨に甘えていいのだとむしろ甘えて欲しいのだと言われて少しずつ受け入れていく。
同時に進行していた事件により狂骨との別れを予感させ、一緒にいてほしい、と自分の望みをいえるまで成長するのに三巻かかってる上、最初にそれを言える相手が銀市じゃなくて狂骨という辺りにこの作品の妙を感じる。
そして今更ながらに珠の名前って竜玉由来なのか。なるほどなぁ~。