- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/27
- 出版社: 晶文社
- サイズ:19cm/260p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7280-4
読割 50
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商品説明
ALS患者の「死ぬ権利」、いのちの選別、家族に「殺させる」社会…。死生学や生命倫理に長く携わってきた著者たちが、安楽死・尊厳死、そして優生思想をめぐり、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。セミナーをもとに単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
生きるべきひと/死んでいいひと、もう選別は始まっている……
安楽死と尊厳死、そして優生思想をめぐって緊迫していく現況に警鐘を鳴らす
2020年7月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者に薬物を投与したとして、
ふたりの医師が嘱託殺人の容疑で逮捕された。
同じ年、コロナ禍で医療が逼迫するなか、
人工呼吸器をどの患者に優先して使うべきかの議論が紛糾。
医療がひとの生命を縮めうるという事実に、私たちは直面せざるを得なくなった。
研究者として当事者として支援者として、
死生学や生命倫理に長らく携わってきた著者たちが緊急セミナーで結集。
安楽死・尊厳死、そして優生思想をめぐり、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。
【目次より】
まえがき――安藤泰至
第1 部 京都ALS 嘱託殺人と人工呼吸器トリアージ
◆「安楽死」「尊厳死」の危うさ――安藤泰至
◆ALS 患者の「死ぬ権利」?――川口有美子
◆医療が死を早めてよいのか?――島薗進
第2 部 「安楽死」「尊厳死」言説といのちの学び
◆殺される/殺すのはだれか?――安藤泰至
◆<間>の生を聴く/<間>の生を語る――大谷いづみ
◆いのちの選別をめぐって何が起きていたのか?――島薗進
◆ディスカッション
第3 部 「死」へと追い詰められる当事者たち
◆生命倫理問題における「当事者」の再考――いのちを守るとはどういうことか――安藤泰至
◆家族に「殺させる」社会を生きる――「大きな絵」のなかで「小さな物語」に耳を澄ます―児玉真美
◆医療資源について語るとき考えなければならないこと――島薗進
◆ディスカッション
あとがき――島薗進【商品解説】
目次
- まえがき――安藤泰至
- 第1 部 京都ALS 嘱託殺人と人工呼吸器トリアージ
- ◆「安楽死」「尊厳死」の危うさ――安藤泰至
- ◆ALS 患者の「死ぬ権利」?――川口有美子
- ◆医療が死を早めてよいのか?――島薗進
- 第2 部 「安楽死」「尊厳死」言説といのちの学び
著者紹介
安藤泰至
- 略歴
- 〈安藤泰至〉鳥取大学医学部准教授。日本学術会議連携会員。
〈島薗進〉上智大学グリーフケア研究所所長。東京大学名誉教授。
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