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商品説明
「ホームレスの命はどうでもいい」というDaiGoの差別発言。ホームレスを5年経験、その後シングルマザーとなり、派遣労働など職を点々としながら生き抜いた経験から、政治家・渡辺てる子がこの発言の問題点を衝く。【「TRC MARC」の商品解説】
「自分にとって必要のない命は軽いんで、ホームレスの命はどうでもいい」
この人気ユーチューバーの差別発言に、いち早く反応した、政治家・渡辺てる子。
ホームレスを経験、その後シングルマザーとなり、アルバイト、派遣労働など、職を点々としながら生き抜いた自身の経験から、この発言の問題点を衝く!
「差別はひどいよね、でも私は違う」で終わらせない、いまこの場所から、貧困や差別の当事者が、現実追認を排して行動するときがきた。
合理主義から心へ、競争から相互扶助へ、心理学から社会学へ、内から外へ。渡辺てる子の魂の叫びを追う!【商品解説】
目次
- はじめに――魂の叫び
- 第一章 ホームレス放浪記
- ◇運命の出会い
- ◇奇妙な駆け落ち
- ◇働いてお金を稼ぎたい!
- ◇ある夜の出来事 ゴールのないマラソン
- ◇新しい生命の誕生
- ◇赤ん坊を守ること、親子三人同時に死ぬこと
- ◇長距離トラックの運転手「一緒に飯でも食おうや」
著者紹介
林 克明
- 略歴
- 〈林克明〉ジャーナリスト。業界誌、週刊誌記者を経てフリーに。チェチェン戦争のルポ「カフカスの小さな国」で第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞。
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紙の本
てる子氏の半生・社会への言葉
2021/12/05 15:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:犬いちご - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半ではてる子氏の半生が描かれる。
●シングルマザーの現実(低賃金な不安定雇用から抜け出せない)
●派遣社員が置かれた現実(低時給、交通費無し、退職金なし、17年間も人並以上に働いたのにあっけなく切られる)
後半では自身の苦難の人生を元に、繊細で鋭い目線で社会の病理を表現する
●なぜ人々は弱者を嫌悪するのか?
●イデオローグ不在の時代
そして、てる子氏はそれらを「ひどいよね、でも私は違う」とは終わらせない。
分かりやすい言葉でお金を儲けることが良しとされる社会に対し、見つめる作業を丁寧にすることで対抗して変えていこうとするてる子氏。
彼女に国政の場に行ってほしい。
そして、私達一人一人も彼女のようになれるのではないだろうか?