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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/11
- 出版社: ヘウレーカ
- サイズ:19cm/311p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909753-12-0
紙の本
母と子の未来へのまなざし 母子生活支援施設カサ・デ・サンタマリアの25年
DVや生活困窮等困難な状況にある母子を保護し、自立を支援する施設として先駆的な取り組みを行ってきた横浜市のカサ・デ・サンタマリア。その25年の実践から、これからの母子福祉...
母と子の未来へのまなざし 母子生活支援施設カサ・デ・サンタマリアの25年
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商品説明
DVや生活困窮等困難な状況にある母子を保護し、自立を支援する施設として先駆的な取り組みを行ってきた横浜市のカサ・デ・サンタマリア。その25年の実践から、これからの母子福祉や施設のあり方を問う。【「TRC MARC」の商品解説】
第二次世界戦後は戦争などによって配偶者を失った母子家庭の屋根対策として機能してきた母子寮は、1997年に母子生活支援施設に名称を変更し、生活困窮やDVなどで支援の必要な女性とその子どもを受け入れ、自立にむけての支援を展開してきた。
現在、全国に224か所設置されているが、横浜市にあるカサ・デ・サンタマリアはそのなかでも先駆的な取り組みを行ってきた施設として知られる。だが社会情勢や人々の意識の変化から当施設に限らず利用者が減少し、母子生活支援施設の約半数は定員に満たない状況にある。
DVやシングルマザーの貧困など女性や子どもを取り巻く状況は決して改善していないのに、なぜ利用されなくなっているのか。どのような支援であれば困難を抱えている母子の真に役立つのか。そのような問いを広く共有するために、カサ・デ・サンタマリアの25年の実践を支援者が振り返るとともに、多文化ソーシャルワーク、ジェンダー、フェミニズム、社会政策といった観点からの論考も掲載。今後の母子福祉のあり方に一石を投じる。
世間的にはあまり知られていない母子生活支援施設とはどのような働きをもっているのかもよくわかる。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第Ⅰ部 母子生活支援施設を拓く―― カサ・デ・サンタマリアの25年
- 1 母と子の尊厳を守るために 宮下慧子
- カサ・デ・サンタマリア設立の経緯/カサ・デ・サンタマリアが目指したもの/25年の支援を振り返る/懐かしいゆりかごであるために
- 第Ⅱ部 母と子に寄り添う人々――支援のリアル
著者紹介
宮下 慧子
- 略歴
- 〈宮下慧子〉社会福祉法人礼拝会理事長。
〈須藤八千代〉愛知県立大学名誉教授。
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