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紙の本
愛なき世界 下 (中公文庫)
著者 三浦 しをん (著)
【日本植物学会賞特別賞】葉っぱの実験をこつこつと続ける院生・本村をどん底に叩き落した大失敗。研究仲間も戸惑うなか、窮地に光を投げかけたのは料理人・藤丸の反応で…。「藤丸く...
愛なき世界 下 (中公文庫)
愛なき世界(下)
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- 税込価格:1,474円(13pt)
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商品説明
【日本植物学会賞特別賞】葉っぱの実験をこつこつと続ける院生・本村をどん底に叩き落した大失敗。研究仲間も戸惑うなか、窮地に光を投げかけたのは料理人・藤丸の反応で…。「藤丸くんに伝われ植物学入門(下)」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
恋のライバルが人間だとは限らない! 洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。【商品解説】
著者紹介
三浦 しをん
- 略歴
- 三浦しをん
一九七六年東京生まれ。二〇〇〇年『格闘する者に○』でデビュー。〇六年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、一二年『舟を編む』で本屋大賞、一五年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、一九年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞及び河合隼雄物語賞、『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞。その他の著書に『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『木暮荘物語』『政と源』など。『ビロウな話で恐縮です日記』『本屋さんで待ちあわせ』『ぐるぐる 博物館』などエッセイ集も多数。
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素敵な読後感。
2023/01/16 07:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤丸くんの恋は実らず。
しかし、本村を思う心の器はますます大きくなった感じ。
本村も、決して藤丸くんを嫌いではない。
いつか本村が、いつも藤丸くんが見守っていてくれたことに本心から気づく時が来るだろうと思う。
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一気に読んだ
2022/09/24 20:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上下巻に分かれているものはほとんど読んだことがなく読了する自信がなかったが、一気に読めた。
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愛、あふれる
2022/01/16 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻は本村さんの研究中心の展開。
小説としての面白さでいえば控えめな展開だと思うけれど、
しっかりした取材をもとに書かれているのがよくわかる文章の連続で
読みごたえは抜群。
この作品に登場した人たち、みんなに愛あれ。
藤丸君には、変に普通の「お付き合い」の時期なんてすっ飛ばして、
結婚を申し込んでみることをおすすめします。