- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/29
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:19cm/262p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061502-0
紙の本
ハブられても生き残るための深層心理学
著者 きたやま おさむ (著)
自分だけがのけ者にされ、みんなから悪く言われている−。そう感じてしまうのはなぜか。こうした現象が日本社会で起きやすい背景とは。自身の経験や深層心理学の世界観からその仕組み...
ハブられても生き残るための深層心理学
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商品説明
自分だけがのけ者にされ、みんなから悪く言われている−。そう感じてしまうのはなぜか。こうした現象が日本社会で起きやすい背景とは。自身の経験や深層心理学の世界観からその仕組みを考察し、自分らしく生きるヒントを探す。【「TRC MARC」の商品解説】
私だけがのけ者にされ、みんなから悪く言われている……。そんな息苦しさを訴える声が多い。そう感じてしまうのはなぜか。また、こうした現象が日本社会で起きやすい背景とは。自身の経験や長年の臨床で得た深層心理学の世界観で、その仕組みを考察。悲劇に陥りがちな人生の台本を紡ぎ直し、自分らしく生きるためのヒントを説く。
■編集部からのメッセージ
「ハブられる」という言葉は、なじみがないと感じる方もいるかもしれません。仲間外れにされる、排除されるという意味で、若い人たちなどに普通に使われています。少し前から、同調圧力や「空気を読め」といった流れに息苦しさを訴える声が増えてきたように思います。そして、SNSの普及や現在のコロナ禍において、そうした流れはさらに強まっているのではないでしょうか。
本書では、自分だけがハブられていると感じてしまいがちな心性や、こうした現象が起きやすい日本社会の背景を深層心理学で解き明かそうとします。「鶴の恩返し」や「イザナギ・イザナミ」などの説話・神話に浮世絵、さらには海外の映画作品など、いろんな素材が取り上げられる、著者だからこその「深層心理学」となっています。
本書の中で、著者は人生を演劇としてとらえることを提唱しています。そして、私たちは、悲劇をくり返してしまいがちな「心の台本」を抱えていると指摘します。「鶴の恩返し」の鶴は人間ではないことがばれて「自分さえいなければ」と去って行きます。そうした自己否定と自己嫌悪に満ちた「心の台本」を紡ぎ直して、自分らしい人生を見つけて生き残っていく。そこへの道筋を読者とともに考えていきます。【商品解説】
目次
- 序 「ハブられる」とは
- 第1章 なぜハブるのか——同化と異化の生理
- 1 「違うもの」を無意識に排除してしまう原則
- 2 グループで働く同調圧力
- 3 吐き出す受け皿を求めて
- 第2章 排除する深層心理
- 1 集団を結びつける同類愛
- 2 いじめを行う心理には憎悪と愛情がある
著者紹介
きたやま おさむ
- 略歴
- 〈きたやまおさむ〉1946年淡路島生まれ。精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学名誉教授。白鷗大学学長。日本精神分析協会精神分析的精神療法センター長。日本レコード大賞作詞賞受賞。
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