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いつもながら
2022/01/16 16:08
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもながら、読み進めてしまう。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章の書き方が、いろいろな角度から説明されていて、よかったです。話すことと書くことの境目を意識してみたいです。
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わたしは何者か?
どの属性から書いているのか
なるほど!
こぼちゃん作文の
風船の話
いいなぁ
風船を飛ばしてしまった女の子
一緒にいたこぼちゃんは
その子に自分の風船をあげるかと思いきや
自分も手を離して風船を飛ばした、
え?そうくるの?
意外な展開。
そのあとこぼちゃんの優しさにじ〜んとする
2つの風船が飛んでいく絵が見える
1人で飛んで行った風船に
1人じゃないよって声をかけてるみたい
こんな素敵な文章かけたらいいな。
さらりと立ち読みだけど
また読みたくなったら
今度は買おう。
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「読書する人だけが」の続編のつもりか。最低だ。
特に気に食わない点は、タイトルにある「手にするもの」について全く語られてない。タイトル詐欺。
編集者にそそのかされて続編にしてしまったか。
書き方入門っていうか、書き方の手引きは、どの作家も出版しているが、なんとなく「はしたない」と思ってしまう。「こうすると書けるよ」と言ってるつもりなのか「私はこうして書いてます」としか言ってなくて、手の内明かして小金を稼ぐ感じ、ネタバラシマジシャンと同類。私「は」こうして書いてます。なのに、さも一般論のように、さも学術的なのように、さも極意のように、語る感じ、はしたない。
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話すように書く。
文章を書くにあたり、何をテーマに書くのか、その文章で何が言いたいのか、どういう構成にしていくのか…なんてことはとりあえず置いて、思考の赴くままに列挙していったらいい。考えを整理してから書くのではなく、書いて考えを整理していく。
ある問いを立て、それに対して答えを出したり発見をしたりするような文章が読み手の心に引っかける良い型である。問いを探すことが、文章を書く力、読ませる力に繋がる。
そんなことを本書から読み取った。
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文章とは曖昧模糊とした自分の内面をくっきりと照らし出すランタンのようなもの。自分がどんな人間かを深く理解することで、自分らしく生きることができる。「書ける人」は、自分らしく充実した人生を手にすることができる。
では文章を書くにはどうすればいいのか、ということがわかりやすく書かれています。
私も書ける人になりたい♪
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わかりやすかったが,すでにやっていることだったので、もう少し上級者用?論文特化した続編出して欲しいです。
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私は10年以上前からブログを書いており、最近は、毎日だいたい1000~1500文字、原稿用紙にして3~4枚の文章を書いているので、ものを書くのはかなり慣れているほうだと思う。
そんな私なので本を読んだとき最初に驚いたのは、まず何を書くか決めてから文章を書く人がいるということである。
私がブログを書く時には、大雑把なテーマを決めはするか、そのあとに考えながら書き、読んでみて文章がつながらないとか、違和感がある分について直すといった書きながら考えるということを繰り返しており、この本に書かれたことは実践できていた。
一番ハッとさせられたのがP52に
「どんなに小さなことでも、もし何かわからないと思うことがあったら、『そういえばどういう意味だろう?調べてみよう』と率直に思えること」
というフレーズだった。
人に物事を発信するというのは、相手にわかってもらうことである。自分がわからないことを相手に説明できるわけがなく、その文章全体を自信をもって発信するためにはわからないことは極力排除して書くべきだと思った。わからないことを調べることでさらに知識は増えるし良いと思う。
最悪なのはコピペ文章で、フェイクニュースをそのまま鵜呑みにしてコピペしてしまうと、文章はおろか、自分の人格まで全否定されてもおかしくないなと思えるから、引用でコピペはいいけれど、自分の主張にコピペを使うのはやらないようにしたい。
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書くテーマが見つからない、頭の中にあることを文章で書けない。そんな悩みは本書を読めば、明確に解決策を示してくれます。非常に多くの著書をコンスタントに出し続ける齋藤孝氏だからこそ説得力のある内容だ。冒頭の「考えながら書く、書きながら考える」は、まさにフリーライティングのことだと思った
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書ける人だけが手にするもの
【どんな本?】
妻から勧められて読んだ。タイトルの通り、「書くことで自分の思考が深まる、というメカニズム」と「良い文章を書くコツ」が書いてある。
【全体的な感想】
自分は最近PCやiPadを持ち歩いて見たこと感じたことをアウトプットしており、「この本に書いてあることはあなたがすでに実践していると思う」と言われて読んだが、不思議と大半は実践していたので驚いた。
齋藤先生は自分の今の人格や思考に大きな影響を与えた人の一人なので、その人と同じ実践知に辿り着けたことを嬉しく思うし、やっていることに自信が持てた。
自分の感情をアウトプットして理解を深めることによって「常に自己を客観視できるので穏やかになれる」「自分をコントロールできていることに自信が持てる」「負の感情に対して先回りできるので幸福感が強まる」など人間性を豊かにする効能が生まれると感じる。また、自分の感情や世の中の物事に対する「モヤモヤ・疑問」を構造化・言語化する営みを続けることによって、「問題解決力が上がる」「人に対して自信を持って話せる」「無思考の時間が減る」などの自己成長的な側面もあると思う。
「ヒトに向かう」を志向する私の人生は「人とわかり合う喜びと、そこから生まれる協力関係によって何かを成し遂げる喜び」によって構成されるものだと思っているので、人間感情の理解とその言語化は一生続けていきたい。
【学び】
・文章を書くことで自分の考えがはっきりする、というのが最大のリターン。
・文章を書くきっかけは「これについて考えようとするとモヤモヤする」「モヤモヤするから考えてみたい」というのが主。このモヤモヤの正体を言語化していくのが文章を書くというプロセスであり、晴れてこれが解消した時にはスッキリする。
「自分という人間の内面が、またひとつ、くっきりとした輪郭をもって発見できたという快感」
→世界をクリアに見渡せれば見渡せるほど、人生が多幸感に包まれる、ということだと理解。
・わかったつもりだと書けない。「そういえばあれってどういう意味?調べよう」と素直に思えること。そうすればあとは「調べればいいだけ」になる。
→めちゃめちゃ共感。自分の座右の銘が「無知の知」であることも、周りから「君はみんなが納得しかけた時にでも問いを立てるよね」と言われているのも、「わかったつもり」を許すと思考が止まってしまうと考えているから。友人が「疑問をすぐに調べる人は頭が良くなる」と言っていて納得したのも思い出す。
・面白い文章のパターン
①みんなが気になる問いを立て、「だからこうなっているんだ!」という答えを発見する
②実際のエピソードを紹介し、そこに自分の意見や学び・教訓を付け足す
③心に響いた名文に、自分のエピソードを引っ掛ける(同じことをこういう時に感じた、つまりはこういうことなんだ!みたいな)
④普遍的現象に対して、「実際にやってみた」「検証してみた」(水ダウがこれだと思っている)
⑤概念を深掘りし、3つくらいの事象に紐付けてみて、学び・教訓を得る
→概念に対して紐づけられそうな事象を見つけ出す引き出しがあることが重要。その引き出しこそ、経験や読書から生み出される。
・「自分が書きたいネタがどこかにあるはず。どこにあるだろうか」という素直な目で世の中を見渡していれば、自然と「書きたいこと」が向こうから飛び込んできてくれる。
→この思考は、ちきりんの本を読んで養われたと感じる。以前の自分は「周りが求める情報を提供すること」を重視しすぎて文を書くのが楽しくなかったが、周りを気にせず自分が書きたいことを「素直に」探して書きながら構成することができている。
「素直」というところが超重要で、社外の友人が「やりたい仕事ができない、んじゃなくてやりたければやればいい」って言っていたことを思い出す。「自分の感情を理解し、(やれるかどうか、周りがどう思うかは気にせず)そこに素直になってやってみる」というパッケージをどれだけ回すかで、人生の楽しさは変わってくると本気で思う。
・使わなかった文章も立派な自分の内面の一部なので、「補欠文章」「控え一覧」としてとっておく。→良い気づき。捨てていたので、とっておこうと思う。
・一冊につき3箇所は、引用できる箇所を持ち帰れ!
→山田進太郎さんのブログを見て同じことを思って意識していた。意訳ではなく文章丸ごと引用するのがポイント。
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書くことに限らず自分の中では、「話術の幅をひろげ深めていくきっかけになれば」「ちょっとしたメールや文章力の向上に繋げたい」と思い著書を手に取る、読み進めていくと次から次へと興味が湧いてくるテレビに出ている著者が優しく語りかける様に入ってくる。「書くこと・話すこと・読むこと」全てが絡み合い、最終的にはもっと多くの本に出会い、自分の中に多くの名文を取り込みアウトプットする。話術だけに限らず人間の幅を拡げ深めていくアドバイスを聞いた気がする。
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学生の講義についてちょいちょい書かれている箇所があり、若い世代はSNS等で以外と文章書いたり、綴ったりして書くことに慣れている。
問題はふんぞり返って知ったつもりの大人が多いこと多いこと。これは大の大人が読むべき(最近の書けない若者批判してる場合じゃないよ)
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感想文を書く際は個人的な問いを立てて、それに対する答えを本から導き出すようにしている。(厳密には読んだときの個人的に気になったポイントや印象に残った文章などのとっかかりから自分の中にあった問いがなんだったのかを改めて捻出しているので、プロセス上は逆。)
ただ、この書き方だと、自分のアイデアは問いを立てるところにしかないし、答えつまり、本から得たモノに対して首肯する形となるため、次の課題やより深い論点を追究するといった探求プロセスを創造しにくくなる。そのため、筆者繋がりで選んだ本や誰かが勧めていた本、別のメディア(雑誌、TV,ラジオなど)で紹介されていた本を読むことが多く、ふと振り返ったときに結局自分の関心とか興味がどこにあるのか分からなくなる。読書体験としては全くそれでも問題ないのだが、せっかくならより深く知識を身につける分野があってもいいのではと思うし、むしろ身につけたい。
そんなことを思ってこの本を手に取った。
この本でいくつか文章の書き方が提示されている。
体験に対する学び、名文に対する自分のエピソードなど、つまりある出来事を踏まえて自分の想像力や体験を使うということ。そこにその人ならではのポイントがあって、それこそが価値になると。
いわばSoWhat?の部分に時間をかけて吟味すべきではないかと。
読書感想文の場合、これをすると筆者に対して批判的になりがちになってしまうように思う。読者のアイデアの部分、読者自身の創造の範囲は重箱の隅をつつくことや、筆者の主張に批判することに広がっているように思うから。まあそれが、悪いことではないし、批判を経ていくことが哲学のプロセスではあると思う。が、主義主張を表明する場を持たない自分が簡単に批判をする人間になりたくない、批判人間こそ悪いおっちゃん像な気がする。。
批判だけおじさんにならないように意識しながら、SoWhat?の部分の想像を膨らますことで、より豊かな読書体験にしていきたいと思う。
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最近、教養を深めたいと思うようになり、『語彙力こそが教養である』をきっかけに齋藤孝さんの著書をよく読んでいます。「読む」ことではなく「書く」ことに重点を置いた本書は、今までの著書とは視点が異なっており興味を惹かれました。
私は小学生の頃の読書感想文が大の苦手でした。何を書けばいいのか分からず、必死に原稿用紙を埋めることが苦痛で、国語嫌いになった要因の一つではないかとさえ思っています。
それ以来「書く」ことに苦手意識を持ち続けており、それを避けるように生きてきたように思います。
しかし本書によると、「自分の内面にはさまざまな思考や感情がつまっていますが、そこは暗闇に閉ざされている」「そして、書き言葉というのは、その暗闇を照らすランタンのようなもの」なのだそうです。
考えながら書くことは労力を必要とするが、それによって思考が深まり、人間力が磨かれるというメリットがある、と分かってはいそうでしたがこうして文章で書かれると深くうなずきたくなりました。
現在ではアウトプットする場面はこのブクログくらいしか思いつかないので、読書+感想をセットに続けていきたいと思います。
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“書く力“を得るためには“読む力“が一番の近道という考えに帰結する。著者らしいと思うが、読書を強調したかったのならもっとはっきりと読書を勧めたら良かったとも思う。しかし、文章自体は大変読みやすく、そもそも著者自身の知的好奇心の射程範囲の広さがわかる。