- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/25
- 出版社: 亜紀書房
- サイズ:19cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7505-1715-5
読割 50
紙の本
声を上げる、声を届ける ラジオ報道の現場から
著者 澤田 大樹 (著)
人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。ラジオ記者である著者が日々どのような取材をし、何を伝えようとしているのか、ラジオがどうい...
声を上げる、声を届ける ラジオ報道の現場から
ラジオ報道の現場から 声を上げる、声を届ける
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商品説明
人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。ラジオ記者である著者が日々どのような取材をし、何を伝えようとしているのか、ラジオがどういった特性を持っているかを綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
「面白おかしくしたいから聞いているんだろ」
「いや、何が問題かと思っているかを聞きたいから、聞いているんです」
2021年2月4日。
女性蔑視発言に関する謝罪会見で森喜朗氏に迫った澤田記者の「更問い」は、世論のうねりを引き起こし、社会を動かすきっかけとなった。
特別なことをしたわけではない。
おかしいと思ったことに声を上げ、真意を確かめ、その声を放送にのせる。
人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。
マイク一本で伝えられることは限られているのか? そんなことはない。
逆境をものともせず日々取材に奔走する記者から届いた、令和の時代のラジオ論。
TBSラジオ「Session」「アシタノカレッジ」など、ニュースを日々声で伝える #澤田記者、初の著書!
澤田さんの声は、1人の「記者」あるいは職業人である前にまず1人の個人として、1人の父として、そしてこの国に生きる市民として精一杯の叫びを届けているように感じます。
だからこそ、どんな権威にも屈せず、私たちの声を届ける力があるのだと思うのです。
――辻愛沙子さん(クリエイティブディレクター)【商品解説】
目次
- ■ プロローグ
- ■ 第一章 自分にとってラジオとは
- ラジオの原点
- TBSラジオとの出会いは「アクセス」
- TBSラジオへ
- 社内で新聞を読む日々
- 森本毅郎さんに学んだ、ニュースを複眼で見る力
- 「人脈を作ってこい!」……突然のテレビ出向
- 「オン日程」と「オフ取材」
著者紹介
澤田 大樹
- 略歴
- 〈澤田大樹〉1983年生まれ。福島県出身。ラジオ記者。2018年から国会担当記者となる。取材範囲は政府、国会、省庁のほか、新型コロナ、東日本大震災、高校演劇など。
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ラジオ記者という仕事の可能性みたいなものを感じました。
2022/11/30 18:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
TBSラジオではおなじみの澤田大樹記者。ラジオ(特にTBSラジオの...)のヘビーリスナーゆえに、この記者の民主主義のルールを守ろうとする立ち位置にいつも勇気をもらっている。本書には、そんな澤田大樹記者の生い立ちから、TBS入社のいきさつ、新人時代なども描かれていて、興味深い。しかし、やはり読み応えがあるのは、2011年3月の東日本大震災の取材と報道のあたり。そして、オリンピック組織委員会の森委員長(当時)の女性蔑視発言を巡る取材と報道の経緯などだろうか? 個人的には、映像資料がなくても報道できるラジオの軽やかさが好きで、本書を紐解いたことによって、ますます、その度合いが増した感じです。