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Amazonがどのようにしてイノベーションを起こしてきたか、起こす組織たり得ているかを解説したうえで、筆者は日本企業が一番真似しやすいモデルでもあると述べている。チャプターごとに、「普通の社員を企業が集団に変える仕組み」「大企業の落とし穴を回避する仕組み」「大企業のスケールを社内企業に与える仕組み」「イノベーションに適した環境を育む仕組み」「メカニズムに魂を吹き込む仕組み」と分けて解説。
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Amazonのイノベーションを生む仕組みづくりに興味があって、流し読み。
ベンチャーのマインドと大企業の強みと
大企業の落とし穴を掛け合わせたシステムが
できているとの触れ込みで、中々そそられるコンセプトです。
ざっと読んでみると、なるほどAmazonが突出した人材に頼らない仕組みを作り上げているのがわかりますし、
普通の日本企業でも真似したいと思うところがたくさんあるんじゃないかと思いました。
実際、自分も少し参考にさせて頂いたところがありますし。
キャッチーなキーワードを多用し、
働く従業員を鼓舞するのは、ちょっとGAFAっぽいような…。
あと、Amazonでどうしても気になってしまうのが、
倉庫などでブラックに働かされている人たち。
そんな人たちが本当にいるのかどうかという問題もありますが、
そんな人たちが土台にいるからこそ成り立つシステムなような気も若干しているので、
Amazonから学べることは学びつつも、全体像を見失わないようにはしたいですね。
似たようなAmazon分析本としては、
「amazon 世界最先端の戦略がわかる」もありますが、
より内情を知っている著者の本ということで、
貴重なAmazon分析本と言えそうです。
※amazon 世界最先端の戦略がわかる
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478105057#comment
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amazonがなぜ、大企業になっても次々とイノベーションを続けていられるのかについて、著者の経験やベソスの言葉などから説く。確かに本を売ることとKindleは相反するプロダクトだし、EC企業がハードを売ることにも壁があったと思うが、短期的な利益ではなく、長期的に考えるとそれが有効であったことは、今の状況を見るとよくわかる。著者はamazonが大好きだということが伝わってくる。顧客を大切にする企業だったら、amazonでamazonに関する本を購入した際は、ポイントアップとかプレミアムを付けて欲しい(笑)。
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Amazonの新規事業を起こす仕組み、組織の工夫、マインドセットの工夫について書かれている本
検索すれば出てくるがPRFAQと呼ばれるリリースをした想定で企画書を書くのがAmazonの独自の手法
それ以外にも企画書を書くという文化がシステム化され、それをサポートされるような仕組みになっている所が特徴
第2章までは担当者レベル、中間管理職レベルの方が読むと参考になると思う
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Amazonでマネージャーを努めていた筆者が、Amazonがチームとして継続的にイノベーションを生み出し続け、大企業病やイノベーションのジレンマに陥らないようするために作っていた仕組みを解説。
「カニバリを恐れない」や、「シングルスレッドでアサイン」は、新規事業が間違いなく進んでいく上で効果的だと感じた。
また成果を出して、売上が大きくなった部門のエース級人材は別の部門で新しくイノベーションを作らせたり、社内政治を廃して本質的な議論をさせるといった仕組みも素晴らしい。
コツコツ小さなイノベーションを起こしていきたいし、挑戦がしやすく、挑戦した事自体を評価する組織にしていきたい。
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Amazonで6年間勤務していた著者によるAmazonメカニズムを初めて?日本語で言語化した本。一言でいえば、DAY1に居続けろ、ということ。そして、そのための仕組み作りを全社を上げて構築し、そのプリンシパルに従って全社員が動いている。
著者も述べているように、イノベーションを起こそうとしても日本の企業では既存の事業が優先され、既存のルールが優先されて、イノベーションの芽は知らず摘み取られて行く。そんな環境にしないために、常にOur leadership principles を意識し採用から日常的な意思決定まで徹底している。
日本企業がこのマインドと仕組みを取り入れるには相当な覚悟が必要で創業家系の企業でないと難しいのではと思った。ただ変われないのは言い訳で変わらないとジリ貧なんだとは思うけれど。
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非常に参考になる部分が多かった。特に顧客志向と長期志向を徹底する仕組みづくりの凄さと大切さがAmazonを支えるコアである事がよく理解できた
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イノベーションはすごい天才だけで、起こされるものではないらしい。アマゾンにはイノベーションを生み出すプロセスがあり一般的な人でも成功を創出するメカニズムがある。1 PR FAQ での企画の深堀2 失敗を恐れない風土作り、3 今日が全ての始まり、1日目だと言う思想
書かれていることをそのまま鵜呑みにするわけではありませんが日本企業や今の環境にはやっぱりかけてること。日本にもきっとチャンスはあると思うけどなぁ、とも思わせてくれます。がんばれ日本人!
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Amazon社の観点でも数多くの付箋ポイントがありましたが、Cisco社やSony社などの著者が過去に所属した組織との掛け算での提言がなされている部分がさらに参考になりました。
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筆者が、Amazonを初め、いくつかの大企業で経験してきた事象を、停滞している日本企業・社会を変革する為にはと言う観点で書かれた作品。この本を読むにあたり、経営者、労働者の2面を重視しつつ拝読した。
経営者としては、一言でドラッカーのマネジメントを体系化しつつ、わかりやすい形で企業経営に落とし込んでいると感じた。
個人的に、Sチームゴールの節でSチームがゴールを設定することによる効果が大きな意味をなす点、またSチームが責任をカバーする点は、感銘を受ける点だった。
労働者としては、ある意味宗教的に思える部分があった。ミッションマネジメントやM&Aについて、行動指針が明確化されている事は、GAFA共通であり、日本企業も見習うべきだと感じた。余談だが、M&Aでミッションを擦り合わせたりする事で敵対的に見せないという内容は、古代エジプトの宗教融合を想起させるものだった。
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Amazonはなぜ組織として持続的に非連続的イノベーションを創出できるのか、そのメカニズムを再現性高い形に昇華し方程式化した一冊。著者はソニー、アーサー・D・リトル、シスコ,GE日本法人,そしてAmazonという錚々たる企業の要職を渡り歩き、その比較対比から(凄く優秀だけれど)普通の人々が連続起業家に変容する様を解説する。そのなかでシリアルアントレプレナーの必須要件として①未来の「製品・サービス」と「ニーズ」の交点を見極める、②優秀な人材を惹き付ける、の2点を挙げており、これを組織的に再現するAmazonのメカニズムは非常に参考になる。
Amazonのリーダーシップ14原則は知っていたが、特に「Customer Obssesion」の徹底ぶり、そしてそれゆえの世界最強のイノベーション企業たる所以を垣間見られる一冊である。
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組織化とは、1人に頼らない仕組みを作ること。
組織のミッションを明確にして、
それをみんなで実現する仕組を作る。
Amazonは、そのミッションが
イノベーションであった。
イノベーションを組織として生み出すために、
社員に環境を与える
大企業のスケールを活かす
大企業病を避ける
イノベーションのためには、
顧客から、未来から、発想する。
そのために、
将来のブレスリリースとFAQをかく。
みんなで書き方を学び、みんなでレビューして
ブラッシュアップする。
思考を揃えることで、同じ考え方で仕事ができる。
他にも、イベントを作る。
評価基準や評価方法、アサイン方法など、
仕組化できることがある。
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・感想
Amazonは仕組み、効率化に徹底してる企業の印象であったが圧倒的な顧客主義であることからの効率化なんだと知る。
具体的にどのようにしてベゾスのような天才でなくても革新的なサービスを生み出してきたのかを実例でまとめた書籍。
総じて大変参考になりました。
・Todo
★など の表現は使わない
ワンウェィ問題かツーウェイ問題なのか見極める。
ツーウェイならスピード重視でとにかくやってみる。
ワンウェィは上の決裁者に判断を仰ぐ。
★AmazonのOLPを知る。
・PR/FAQを使い、顧客起点のワーキングバックワードの視点で新しいソリューションを考える。
そのプロセスに多くの社員が参加しアイデアを多く発掘する。
・発掘されたアイデアは、インスティテューショナルイエス で肯定し、最大限推進する。
・その時点で既に保有する能力だけではなく、新しい技術革新を取り入れることも含めてソリューションを検討する。
新しい取り組みの多くは失敗することを知った上で、多くの実験をする。
常に実験を続ける。
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イノベーションを連続して起こすベゾス・アマゾンのDNAがたくさん書かれています。社内政治と根回しは結構やっていそうだけれど…
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AmazonのLeadership Principleはすでに色々な書籍で取り上げられているが、発明のフレームワークと合わせて考えるというのはなかなか面白い取り組みだと思います。