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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/02/01
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/218,31p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09882-0
読割 50
紙の本
次なるパンデミックを防ぐ 反科学の時代におけるワクチン外交
紛争、気候変動、反科学運動…。パンデミックの背景にある国際政治の歪みをワクチン外交の提唱者が浮き彫りにするとともに、世界の最貧困層向けの新しいワクチン開発に取り組む様子も...
次なるパンデミックを防ぐ 反科学の時代におけるワクチン外交
次なるパンデミックを防ぐ:反科学の時代におけるワクチン外交
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商品説明
紛争、気候変動、反科学運動…。パンデミックの背景にある国際政治の歪みをワクチン外交の提唱者が浮き彫りにするとともに、世界の最貧困層向けの新しいワクチン開発に取り組む様子も紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
人新世の病と闘う
世界中がコロナ禍に覆われてすでに2年が経つ。パンデミックは突然発生したかにみえるが、実はそうでない。
本書によれば、2015年に感染症や熱帯病が増加に転じ始めたという。かつて撲滅したはずの病が、「人新世」という新たな時代のなかで復活しつつあった。その状況下、新型コロナウイルスが世界的に蔓延する事態になったのである。
人間の活動が環境に未曾有の影響を与えるという人新世。戦争と政情不安、難民危機と都市化、貧困の深刻化、気候変動が感染症や熱帯病の温床になっている。
危機を克服する鍵は、意外にも冷戦期に構築された米ソの「ワクチン外交」にある。本書では、対立が激化するなかでもポリオや天然痘を制圧した両国の科学者の姿が活写されている。
しかし、冷戦期とは異なり、「反科学」が大きな足枷になっている。途上国だけでなく、いやむしろ先進国においてワクチンの接種をはじめ科学的知見を拒絶する動きが巨大メディア帝国を通じてばらまかれているのだ。
人新世に迫りくる多種多様な感染症との闘いにいかに向き合うべきなのか? 世界的権威による処方箋!【商品解説】
著者紹介
ピーター・J・ホッテズ
- 略歴
- 〈ピーター・J.ホッテズ〉1958年生まれ。ベイラー医科大学国立熱帯医学校校長、同大学教授、同大学テキサス子ども病院ワクチン開発センター共同所長。ベイラー大学生物学教授。
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