- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/23
- 出版社: 亜紀書房
- サイズ:20cm/370p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7505-1724-7
読割 50
紙の本
絡まり合う生命 人間を超えた人類学
著者 奥野 克巳 (著)
ボルネオの闇夜の森で微睡む人類学者は、自分がアリの世界の一員となったと感じて…。「この世界は人間だけのものではない」という深い実感から出発し、動物、死者、そして生命そのも...
絡まり合う生命 人間を超えた人類学
絡まり合う生命――人間を超えた人類学
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商品説明
ボルネオの闇夜の森で微睡む人類学者は、自分がアリの世界の一員となったと感じて…。「この世界は人間だけのものではない」という深い実感から出発し、動物、死者、そして生命そのものへと向かう全く新しい人類学の探求。【「TRC MARC」の商品解説】
もうすぐ絶滅する人類のために
狩猟に疲れ、ボルネオの闇夜の森で微睡(まどろ)む人類学者は、寝袋を這うアリたちの足音を確かに聴き、自分がアリの世界の一員となったと感じる……。
「この世界は人間だけのものではない」という深い実感から出発し、動物、死者、そして生命そのものへと向かう全く新しい人類学の探求が幕を開ける。
ボルネオの森から、多種的世界とアニミズムを経て、「生命とは何か」という根源的な問いへ。
インゴルド、コーン『森は考える』、ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』、アナ・チン『マツタケ』ら最新の人類学の議論を積極的に吸収しつつ、人類学の新たな可能性が展開される。
――世界の覇者を自認してあらゆるものを食い尽くし、絶滅の淵に立つ人類に、世界観の更新を迫る、壮大な「来たるべき人類学」の構想。【商品解説】
目次
- 序論 平地における完全なる敗者
- 第1部 アニマルズ
- ■第1章 鳥たち
- ■第2章 リーフモンキーの救命鳥
- ■第3章 2でなく3、 そして4
- ■第4章 ネコと踊るワルツ
- 第2部 スピーシーズ
- ■第5章 多種で考える――マルチスピーシーズ民族誌の野望
著者紹介
奥野 克巳
- 略歴
- 〈奥野克巳〉1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著書に「モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと」など。
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