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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/27
- 出版社: 小鳥遊書房
- サイズ:20cm/366p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909812-77-3
- 国内送料無料
紙の本
メディアと帝国 19世紀末アメリカ文化学
著者 塚田 幸光 (編著)
アメリカを表象する「メディア」こそが、網状のネットワークを全開する新世代の帝国である。無限に広がるメディア・ネットワークの起点を見つめ、19世紀末アメリカの文化学とその批...
メディアと帝国 19世紀末アメリカ文化学
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商品説明
アメリカを表象する「メディア」こそが、網状のネットワークを全開する新世代の帝国である。無限に広がるメディア・ネットワークの起点を見つめ、19世紀末アメリカの文化学とその批評的可能性を再考する。【「TRC MARC」の商品解説】
19世紀末、それは映像と戦争の世紀への序章であり、
「帝国アメリカ」が目覚める瞬間に他ならない。
「帝国」とは、中心も境界もない権力形態の別名であり、増殖する網状の欲望に他ならない。だが、
今日、アメリカを表象する「メディア」こそが、網状のネットワークを全開する新世代の帝国ではないのか。本書に収めた13編の論考によって、無限に広がるメディア・ネットワークの起点を見つめ、19世紀末アメリカの文化学とその批評的可能性を再考する。
=======
◉序 メディアと帝国(塚田 幸光)
第I部 アメリカ帝国の明暗(キアロスクーロ)
◉第1章 19世紀転換期アメリカの万博とオリエンタル・ダンス
(宗形 賢二)
◉第2章 ボディビル世紀末:ユージン・サンドゥと帝国の「身体」
(塚田 幸光)
◉第3章 エドウィン・S・ポーターの世紀転換期アメリカ:初期映画と文化ナショナリズムの黎明
(中垣 恒太郎)
◉第4章 帝国崩壊のヴィジョン:『死霊のえじき』と〈スペイン的なもの〉(小原 文衛)
第Ⅱ部 ユートピア/ディストピア世紀末
◉第5章 世紀転換期アメリカにおける支配の欲望:オズ、サンタクロース、ユートピア
(中山 悟視)
◉第6章 イグナティウス・ドネリーと世紀転換期アメリカの終末論的欲望:ディストピア、ポピュリズム、ハルマゲドン
(細谷 等)
第Ⅲ部 多層のアメリカ:絵画、写真、文学
◉第7章 アメリカン・アートの誕生:移民サダキチ・ハートマンと愛国的芸術論
(小笠原 亜衣)
◉第8章 西部表象と帝国主義のポリティクス:19世紀末メディア論に向けて
(小谷 一明)
◉第9章 燃え上がる枠組、消尽する描写:スティーブン・クレインにおける写真的無意識、近接性、死
(髙村 峰生)
◉第10章 逃亡の果ての帝国:エドガー・アラン・ポーの中編小説「ハンス・プファアルの無類の冒険」を再読する
(池末 陽子)
第Ⅳ部 帝国のアーキテクチャ
◉第11章 文化ナショナリズムがかたちを整える時:世紀転換期のアイヴズからハイブラウ表象を追う
(村上 東)
◉第12章 セオドア・ローズヴェルトとマーク・トウェインのアメリカの原理をめぐる闘争:19世紀末アメリカ帝国主義、クロスメディア・バトル、カウンターとしての文学的想像力
(河田 英介)
◉第13章 英国ショップ・オーナーの「居場所」、あるいはグローバル・シティズンシップという夢:消費の帝国アメリカの勃興?
(大田 信良)
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索引 【商品解説】
目次
- ◉序 メディアと帝国(塚田 幸光)
- 第I部 アメリカ帝国の明暗(キアロスクーロ)
- ◉第1章 19世紀転換期アメリカの万博とオリエンタル・ダンス
- (宗形 賢二)
- ◉第2章 ボディビル世紀末:ユージン・サンドゥと帝国の「身体」
- (塚田 幸光)
収録作品一覧
メディアと帝国 | 塚田幸光 著 | 9−21 |
---|---|---|
一九世紀転換期アメリカの万博とオリエンタル・ダンス | 宗形賢二 著 | 25−53 |
ボディビル世紀末 | 塚田幸光 著 | 55−83 |
著者紹介
塚田 幸光
- 略歴
- 〈塚田幸光〉立教大学大学院博士後期課程満期退学。関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。博士(同大学)。著書に「クロスメディア・ヘミングウェイ」など。
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