溺愛社長と怖がりな子猫 （幻冬舎ルチル文庫）

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いちゃいちゃは人を強くします。

ネタバレがあります。

●望の保護者で命の恩人のIT会社社長32歳攻め・仁科千影
●通信制の高校に通う千影に片思い中の19歳受け・桜川　望
●継母の連れ子で血の繋がらない望の弟・宙（ソラ）
●千影の実父で政界に影響力のある元国会議員・荒鬼龍平（いい人）
●弁護士で千影の母親・仁科有美（いい人）
○両視点

ネグレクトの末に16歳のとき、金策に困っていた継母によって売られた望。売られた先は実父の縁戚にあたる家でした。ところがその家は政治家を輩出する荒鬼家です。スキャンダルはご法度なため、表向きは荒鬼家と関わりのない当時28歳の千影が引き取ることに。そして現在の同居生活にいたります。そんな今年の誕生日で20歳となり、来春には卒業する望にはある決意がありました。

それは千影との同居を解消し、自立して学費や継母に払ったお金を返すこと、告白して振られて区切りをつけることで・・・

年の差カップルによくある、養い子と保護者の関係から恋人同士になるお話です。

ネグレクトの影響で精神的に不安定だった望が千影に思いを寄せ、保護者のつもりでいた千影とラブラブに。その背景には、とある騒動や千影のお見合い話、継母との決着があって、望が精神的に強くなる変化も読むことができます。

エロ事に関しては、望の不安定さから千影とのエッチを心配していたら余計なお世話でした。望が性に目覚めたらちょっと奔放路線にいっちゃって、ギャップに驚くことでしょう。

榊先生の柔らかくエッジのあるイラストは千影と望のイメージどおり。

毒親・ネグレクト系が苦手な方は、少しご注意を。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

薄幸で不憫な受けがスパダリな攻めに幸せにしてもらう話。
なのだが受けの幼いマイナス思考と、攻めの受けを庇護した「保護者」の立場もあり、受けに惹かれる心に素直になれず両片思いのもやもや状態が歯がゆかった。
義母がひたすら最悪で、最低な父親を含めもっとはっきりとしたざまぁ場面がなかったのが残念かな。

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネグレクトについては具体的に書かれてないし、殴る蹴るの暴力は無かったようで安心して読めました。
宙にも幸せになって欲しいし、きっと佐神とくっつくだろうと勝手に信じてます。

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投稿者：さなにょろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭はそうでもなかったんですが、
おんなじような流れというか、表現というか、行動というか…。すぐにお腹いっぱいになりました。