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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/01/04
- 出版社: 思文閣出版
- サイズ:22cm/430,18p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7842-2015-1
- 国内送料無料
紙の本
『今昔物語集』の成立と対外観 (思文閣人文叢書)
著者 荒木 浩 (著)
和文説話集の源流となった「宇治大納言物語」の編者・源隆国の営為から「今昔物語集」の誕生までの文学史に焦点を当てつつ、対外観という視点のもと、古代・中世説話集の成立をめぐる...
『今昔物語集』の成立と対外観 (思文閣人文叢書)
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商品説明
和文説話集の源流となった「宇治大納言物語」の編者・源隆国の営為から「今昔物語集」の誕生までの文学史に焦点を当てつつ、対外観という視点のもと、古代・中世説話集の成立をめぐる、仏教文化史の潮流を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
平安末期に成立した説話集『今昔物語集』と、その根幹的な原拠という11世紀の源隆国「宇治大納言物語」。
10世紀後半の奝然の渡宋・帰国と一切経の請来のインパクトを承けて進展した対外交流や書物の輸出入、仏教的世界観の中での和国意識の高まりという対外観に注目しつつ、古代説話集の成立から『今昔物語集』の生成へという文学史、仏教文化史の潮流を論じる。
仏教世界の起源である仏伝の中に、日本だけにしか存在しない仏の遺言を語り伝え、和語で描こうとすること、また阿倍仲麻呂帰国説の生成など―、あまたの画期的な物語行為はいかにしてなされたのか。【商品解説】
目次
- はじめに
- 一.唐土へのあこがれと屈折
- 二.説話集の発生と展開
- 三.中国へ送られる仏書
- 四.二つのネグレクト
- 五.「宇治大納言物語」の位相
- 序論 仏教文学としての説話集と対外観
- 一.仏教文学とは何か
- 二.源隆国と『安養集』
- 三.『安養集』の成立環境
著者紹介
荒木 浩
- 略歴
- 〈荒木浩〉1959年生まれ。京都大学大学院博士後期課程中退。博士(文学)。国際日本文化研究センター教授・総合研究大学院大学教授。著書に「徒然草への途」など。
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