- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2021/12/27
- 出版社: 左右社
- サイズ:20cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86528-064-7
読割 50
紙の本
男の愛 たびだちの詩
著者 町田 康 (著)
まったく男が男に惚れるってのは厄介なもんだ−。生来の荒くれ者である「清水次郎長」が、養父母との確執や同級生・福太郎への初恋を経て、国を捨てやくざの世界で「男になる」までの...
男の愛 たびだちの詩
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商品説明
まったく男が男に惚れるってのは厄介なもんだ−。生来の荒くれ者である「清水次郎長」が、養父母との確執や同級生・福太郎への初恋を経て、国を捨てやくざの世界で「男になる」までの心理を、町田康が繊細かつ軽快に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
町田 康
- 略歴
- 〈町田康〉1962年大阪府生まれ。作家。「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、「きれぎれ」で芥川賞、「告白」で谷崎潤一郎賞など受賞。
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電子書籍
酒を断ったおかげで
2022/06/11 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的には知らなくても清水の次郎長といえばなんとなく聞き覚えがあるのでなかろうか。それが、清水がどこなのか知らず静岡を通過しかしたことない人であっても。ご存じ義侠や侠客として日本でも指折りの知名度を誇る人物だが、なぜかBL本のくくりとして出版されている。
酒浸りだった作者もすっかり酒が抜け、酩酊感がなくなると文章がすこぶる歯切れよくなりすぎて往事の文体を懐かしくも感じてしまう。これはこれで悪くないように思うが、ちょっと乾燥が過ぎるように感じるのも事実。
なお肝心のお話は『東海遊侠伝』そのままで、 今川徳三の本とも特に代わりはなくBLくくりの部分は謎であるが少々懐かしい「続きはウェブで!」が出来るので、手軽に読めて便利である。
紙の本
え?BL?!
2022/02/17 09:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の作品からBLというのが、ちょっと想像しにくくて、思わず手に取った。清水次郎長といえば、広沢虎造の浪曲が脳内再生される。いつも音と一緒に文章が迫り来る。その点については普遍的。続編がとても気になる。
紙の本
物語はまだ序盤
2023/05/22 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
町田康が描く清水の次郎長です。以前のハチャメチャ感はそれほどではないです。それでも一筋縄ではいかないところもあります。物語はまだ終わっていなくて、それどころかまだ序盤って感じです。どれだけ続くのかわかりませんが楽しみです。
紙の本
博奕あり男のロマンあり
2023/01/01 03:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
浪花節でお馴染みの清水次郎長が大胆かつユーモラスに脚色されています。切った張ったかと思いきやBLまで用意されているとは...