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紙の本
旦那様と甘やか子守り浪漫譚 (幻冬舎ルチル文庫)
地方の元下級士族の長男・龍郎は、両親だけでなく妹までも失い、年の離れた弟の凛太を抱えて途方に暮れていた。その時華族の子守り募集を知るが募集は女性のみ。龍郎は女装して凛太と...
旦那様と甘やか子守り浪漫譚 (幻冬舎ルチル文庫)
【電子限定おまけ付き】 旦那様と甘やか子守り浪漫譚 【イラスト付き】
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商品説明
地方の元下級士族の長男・龍郎は、両親だけでなく妹までも失い、年の離れた弟の凛太を抱えて途方に暮れていた。その時華族の子守り募集を知るが募集は女性のみ。龍郎は女装して凛太と首尾よく潜り込み、初めての帝都で華族の主人の甥・珠希のお世話をすることになる。女装はバレてしまったが、珠希の叔父で雇い主の若き伯爵・春野政隆は強面だがおおらかな性格で、改めて龍郎を珠希の子守りとして雇ってくれたのだった。お屋敷での生活はまるで夢のようで、豪快で意地悪だけど優しい旦那様の政隆と過ごすうちに龍郎はいつしか甘い恋心を抱くようになってーー。【商品解説】
華族の屋敷に5歳の弟と住み込みで子守りの仕事に就いた龍郎。女装がバレたけど独身の旦那様と甥っ子と家族みたいに暮らすことに!?【本の内容】
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電子書籍
なんちゃって大正時代
2022/02/20 12:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
旦那様は凛太と珠希には泣かれ、龍郎は美丈夫だと感じ、イラストは普通にカッコ良く、どんな顔なのか気になりました。
龍郎は女装が似合う容姿ですが、女装して住み込みの子守りをする大胆さや、寒気がするほど卑しくがめつい女中に歯向かったり、体を張って誘拐犯から子供達を守る勇敢で強い子です。
この後起きる戦争のこととかは考えず、ファンタジーとして読むと良いです。
電子書籍
「ならば俺たちは、出会うべくして出会ったのかもしれないな。」本文より。
2023/02/26 13:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきによると「なんちゃって大正風、大正時代っぽい世界」のお話です。
ネタバレがあります。
●実業家で「冷血伯爵」と噂される当主攻め・春野政隆
●地方の元下級士族の長男だった19歳の受け・清水龍郎
●亡くなった龍郎の二つ下の妹・風子
●5歳になる龍郎の弟・凛太
●5歳になる旦那様の甥っ子(政隆の異母弟の息子)・曽根珠希
○受け視点
両親と妹を亡くし、幼い弟の面倒を見ながら働いて父の借金を返済していた龍郎。ところが隣家との揉め事がきっかけで、下宿先での生活が居心地の悪いものに。そのため龍郎は幼い弟と住み込みで働ける先を探し、見つけたのは帝都に住む華族の子守りの仕事でした。しかし求めているのは若い女中です。そこで女顔で童顔の龍郎は、女装して妹に化けることで雇ってもらうことに成功しますが・・・
子どもと動物は泣きの鉄板でしょう。
タイトルには「甘やか子守り」とありますが、それは物語後半からのお話。
物語前半、龍郎と弟の凛太、そして子守り相手の珠希の境遇がとても不憫で、また周りの大人たちからの理不尽な仕打ちに、泣き震える子どもたちと追い詰められる龍郎。おもわず「このバ◯アぁぁぁぁぁ!」、「攻めはまだかー!居らんのかー!」と涙しながら読みました。
でも旦那様が登場してから、悪人は見事退場。それでも「遅いよ!」と恨み言を並べそうになりましたが、旦那様も闇を抱えていてそれを癒したのが龍郎です。
そしてみんなが本当の家族のように幸せに暮らすようになって、ようやく艶っぽい展開に。エッチも大事です。
六芦かえで先生の柔らかいイラストも癒しでした。
紙の本
王道ストーリー
2022/08/11 05:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
「なんちゃって大正風、大正時代ぽい話」
ってとがきで書いてありましたが、
その理由がまたこの話の中の登場人物たちへの優しさで
それがこの作品全体にあふれております。
ストーリー的には王道で道をそれることはないのですが
そこをきちんと読ませてくれるうまさがあります。
なんちゃっての良し悪しは別にして。
両親と妹を失い弟と帝都に来て女装して子守として雇われる龍郎
雇い主の伯爵の政隆
最初の出会いで「あれれれ・・・」って思ったのですが
理由あって龍郎は女性として子守として無事に雇われる
(帝都に出てきて働かねばならない理由もまさに定番的で
あの子守一家は軽く成敗されて欲しい)
弟の凛太と政隆の甥の珠希との隠居屋敷での生活はなかなか厳しい
こんな女中ありかよーな(意地悪とかいうレベルでばない)イトに酷い目にあわされて。
その後はお屋敷へ
で、お決まりのお家騒動的な事件も起き、龍郎の活躍で・・・とあいなる。
様式美的な展開が見事に描かれていて、むしろ外れたらどうしてーみたいになったでしょう(笑)
旦那様の政隆も壮絶な生育環境で、なかなか不憫です。
(しかも顔が怖いから子供が怯える)
政隆が甘いもの好きなのもこの話ぽくて良い色合いです。
(金平糖やキャラメルそしてカステラとかきらきらと甘いものが散りばめられていて
話を甘やかに彩ってます)
旦那様と龍郎の恋に関してはそんなに深く描かれることなく
というか・・・恋の前に家族になっている感が半端ないので。
旦那様と龍郎の間柄よりも
成長した凛太と珠希が成長しての今後の関係が超気になります。
なんちゃって大正風の雰囲気を味わい
王道のストーリーを深く考えず楽しんだ作品でした。
☆3.5評価の4です
電子書籍
どうしても……
2022/03/27 02:01
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
評価が良かったので購入。
文体読みやすく、流石ベテラン作家さんな上であえて。
戦争と震災を抜いたらそれはもう大正浪漫(風)ではないのでは。
短い時代ながら浪漫があるのは、影があるからかと。
顔面を複数回、意識が飛ぶほど殴られて、ヒビすらなし。
腫れが3日で引く……漫画のたん瘤が次のコマで引っ込むイメージでいいのか?
様々気になってしまい、どうしてもしっくり来ませんでした。