紙の本
数値化で頭がスッキリ整理できる!
2022/10/04 23:36
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投稿者:優 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物事を客観的に俯瞰することで深く理解できるとよく言うが、その方法がわからない人は多いのでは?感覚や感情で捉えることが悪いのではなく、定量的に捉える、つまり数値化することで何が足りないのか、何をすれば良いかが見えてくる。この本はそのヒントが詰まった内容となっている。仕事って結果を出してナンボだから、シンプル思考で一貫性が必要なんだと強く感じました。
紙の本
数値化、取り組む順序が大切
2023/06/30 15:10
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数値化することの大切さが良くわかるが、なかなか難しいな、理解が不十分だなと感じた。実際やってみて取り組まないと使いこなせない感じがする。
紙の本
鬼ではないかも
2023/05/28 13:06
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投稿者:こいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんでも数値化して具体的にわかりやすくすることを推奨している本。
数値化する方法がわかりやすく書かれていました。
紙の本
数値化の鬼
2023/07/29 17:18
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投稿者:あい - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事で結果を出すための数値化について具体的な内容が書かれている本。サクサク読めた。
まずは行動量を増やす、なぜを繰り返して変数を明らかにするといった点が参考になった。
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"行動量を増やすこと"
"成功法則は、あなたにとっては仮説"
"数字以外のことは最後の最後に"
今日から行動量が増える言葉が3つは見つかった。
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仕事で数字は大事。
それは分かっているけれど、いざ数字にすると、自分の成果が言い訳でなくなるのが怖い。と思ったり、漠然と定性的な表現をしたり、定量的に言うと冷たい印象が出てしまうのでは?と思ってしまったりしてしまう。
ただそれは仕事や学校での勉強の評価であって、人間の点数や評価を表していない。と言う事をお互いに理解して定量的な表現を使っていきたいと思った。
仕事が出来る人の5つのステップ
1.行動量を増やす(PDCAのDを増やす)
2.確立の罠に気をつける(成功率を維持するために、確度の低い顧客に手をつけないなど、「質を上げること」が目的になってしまうと大問題。プレイヤーでいる限り重要なのは「行動量」)
3.変数を見つける(成果を出すために必要な行動はどれ?)
4.真の変数に絞る(やるべき重要な行動を1つに絞る)
5.長い期間から逆算する
PDCAのCは基本的に上司が実施する
→うまくいっていたら、そのまま続ける
失敗や未達は、他にどんな方法があるか考える
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数値化によるマネジメントをどのように行うか、PDCAの観点から詳しく書かれている書籍。
数値化というと、やや冷徹な印象を持つこともあるあるが、個性とか熱意とかを否定するものではなく、数値化による管理をしたうえでの個性であり、熱意であるべきというのが著者の主張と理解。
個々の内容は、なぜを繰り返すとか、定数と変数を見分けるとか類書でも聞いたことはある内容なので、そこまでは目新しさはなかった。
行動量ファーストということも主張されていたが、これはバランスも重要かなと個人的には認識するところ。確かに営業活動などでは、行動量がいずれ質に転化されて成長につながるという面はあると思うが、意味のないことを繰り返してしまうというリスクもある。行動量を稼ぐことが重要なのは、その行動が成果や成長に結びつくという前提が必要で、そのような行動が目標として設定されているかどうかの責任を持つのが上司の務めだと思う。成果につながる目標=変数をいかに見つけるかについても本書では触れられているが、もう少し突っ込んで学びたいところである。個人的にはフェルミ推定の書籍を購入してあるので、そちらも参照してみたい。
ただただ行動すれば良いと理解してしまうと、「イシューからはじめよ」で言うところの「犬の道」をたどることになってしまう。
本書では、心理的安全性にも触れられており、おそらく著者その知識も学んだうえで著述しているのだと思うし、本書の内容が心理的安全性の考え方を否定するものではないとしている。一方で、記載はやや否定的であった。
”組織マネジメントでは、「心理的安全性」という考えが持て囃されています。”(211ページ)
”流行で新しく出てくる概念は、あくまでトレンドなので、それに振り回されず、本質的な考えを持つようにしましょう。”(211ページ)
私としては、心理的安全性というのは今後の組織を考えるうえでキーになると思っていたのだが、少し引いて冷静にその主張を学ぶようにしようと思った。
おそらく「心理的安全性」という言葉の意味するところをあまり学ばずになんとなくぬるい組織を想像する人も多く、著者はその様な人から似たような質問を受けることが多いのではないかと推察する。
本書の中で、人を変数にすることへ警鐘も鳴らされているが、同じようなことは「AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣」にも記載がある。
”成果を出し続ける5%リーダーのチームはエース人材への依存を嫌います”(71ページ)
確かに、エース級人財もいずれは人事異動で抜けるわけで、その後の組織の運営を考えるとエースが抜けた後もちゃんと同じだけの機能を保有する様にしておかなければならない。どうしてもエースに仕事を振って頼りにしたくなるのであるが、そこはぐっとこらえて組織全体の底上げを意識したい。
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ビジネス数字の本として、長年サラリーマンをしていてなんとなく感じていたノウハウが見事に言語化されていた。
自分の経験は仮説に過ぎない、という項目については考えさせられた。数字認識の罠についても、他書よりも響いた。
営業KPI本としてかなり有用な一冊。『鬼速PDCA』と一緒に読むといいと思う。
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定数と変数の整理を改めて。数字の話が多いのであるが、さすが識学さんという感じで組織にそれをどう活かすのかというオチになっている。数字管理の話に特化するのであれば、ZUUの内田さんが書いた『鬼速PDCA』のほうがいいかもしれない。
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数字を用いて現状を的確に把握すること,何が不足しているのかを見極めることがすべての第一歩。数字で表せないものはそのあとでいい。数値化して考える癖をできるだけ早いうちに身につけることが大切だと筆者は言います。仕事ができる人の極意,ここにあり。
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数値に対して若干の苦手意識、というかある種の恐怖心に近いものすら感じていたのだけれど、
「数字は不足を埋め、次の行動を考えるための材料。
未来のための手段である」
と読んで、なんとなく、目に見えない武装を少し解くことが出来た気がした。
数字化することで客観的な評価が出来る
数値化とはPDCAを回すこと
何をすればいいか明確にすること
明確に数字で目標に掲げた時に、出来なかった自分が怖かったんだろうなぁ。
ただ、裁くだけの手段ではなく、到達しなかった時に「さぁ、どうする?」を考えるための材料でしかないんだと思うと、数値化せずにのらりくらり逃げて時間が経ってしまうことの方が怖いやんけ、と思えるようになったよ。
常日頃から行動を数値化するクセ付け大事。
好き、や嫌いすら数値化することで可視化できるし、客観的になれる。
なんとなく、を数値化することで物事の捉え方が変わりそう。
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仕事上の物事を、具体的な数値に落とし込んで考えようという主旨の本。
自分はこういう考えは大事だと思うけど、思わず曖昧な言い方になってしまうので、気を付けたい。
数値に落とし込んだ計画をたててても、実際に行動しなければ意味がないって、そりゃそうだろうと思うけど、確かに計画をたてて満足してしまうことはあるよなと思う。数日は続いても、結局三日坊主になったり。
まあ、いろいろ書いてあったけど、そうは言っても短期的な数値だけで判断するのはよくないし、人間は感情の生き物なのだから、数値だけで判断して動くのも考え物なのかなと思った。
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数字は自分に足りていないところを見つけるためのツール。目標に向かって最適の行動を見つけ、そこに力を集中する。時間という長期的な視点も入れて大局観を見失わないようにする。
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感情で訴える言葉ではなく、数値基準で話す。
スポーツと同じ。
評価はあいまいな基準にしない。
数値化とは、PCDAを回すことである。
KPIを自己目的化しない。
人間の脳は、うまくいく可能性より失敗する可能性のほうに注目しやすい。おじさんが働かなくなる理由の一つ。
歩合制度の弊害は、組織全体に貢献するインセンティブがないから。
連続性を評価する=今月を諦めない。
評価は、ゼロはない。プラスかマイナス。ダメだったらマイナス評価にしないと、ダメな時諦めてゼロにするだけ。
努力項目は数字できめる。何時間、何回、いつまで、など。
変えられないことを変えようとしない。
変えられることを変えられないと思い込まない。
アポを増やす、こまめに連絡、改善点を伝える、を
一日5件のアポ、一日一回連絡、メリットを毎週提示、など。
やりたいことを10個書く。上位3つをすぐやること、にする。残りの7つはやらないことリスト、にいれる。=やらないことを先に決める。
時間を味方につける=長期的に見て未来のトクを選ぶ。短期的に損することでも得することであれば選択する。
忙しいバイトと暇なバイト=短期的には暇なバイト、長期的には、実力が付くので忙しいバイト。
短期的な決断でも、5年10年後どうなるかも同時に考える。長期的な視点から逆算する。
簡単なことは飽きる。難しいことは夢中になる可能性がある。
ワークライフバランスより重要なのは、仕事をする自分の成長。
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前作「リーダーの仮面」で注目された著者による一冊。
まず数字で考える癖をつけることを説いています。
「仕事ができる人」に共通して言えるのは「数字の大切さを知っている」こと
数字に向き合わずに成長できる人は、誰一人いない
と述べ、その考え方を紹介しています。
タイトルで想像されるような数字を見ること一辺倒な感じではないので、「鬼」という表現がよかったのか個人的にはよく分かりません。
ただ、これまで確率に騙されがちなところや、変えられない「定数」を変えることに疲弊しているといった、つい陥ってしまう考え方を数値化することで防ぐためのヒントが書かれています。まずはしっかり行動量を上げ、変えられることに注力する、当たり前のことをいかに愚直にやり続けるのか、そういう基本的なことを再確認させてくれる内容だと感じました。
▼「識学」:組織内の誤解や錯覚がどのように発生し、どうすれば解決できるか、その方法を明らかにする学問
この本は、そんな識学のメソッドを元に、「結果を出したいプレーヤー」に向けて、仕事の型になる「数値化」のノウハウを伝える
「いったん数字で考える」というクセをつけることをゴールとする
「他人に対する数字の鬼」ではなく、「自分に対する数値化の鬼」になること
▼「仕事ができる人」になる5つのステップ
「数値化された評価を受け入れる」「自分の不足を数字として受け入れる」が理解できれば、「主体的」な数値化のノウハウで自分の仕事に取り組むことができる
ステップ1「行動量」を増やす
→自分の行動の数を正確に数えること
ステップ2「確率」のワナに気をつける
→割り算による安心感のワナに気をつけること
ステップ3「変数」を見つける
→仕事の中で何に集中するかを考えること
ステップ4「真の変数」に絞る
→ムダな変数を削り、さらに重要な変数に絞り込むこと
ステップ5「長い期間」から逆算する
→短期的と長期的、2つの軸で物事を見ること
▼「量」よりも「質」が上回り、「質を上げること」が目的になってしまうことは大問題。あくまで「行動量ファースト」であり、それをキープしたまま「確率も上げていく」というのが正しい順番
▼世の中には、2つの頭の悪さがある。
1つは、「すべて自分の思いどおりになる」と思っていること
もう1つは、「自分の力では何をやっても思いどおりにならない」と思っていること
どちらも間違っている。
正しくは、世の中には「変えられること」と「変えられないこと」があるということ
▼結果を出すためには、「変数が何か」「どこに変数が隠れているのか」ということを試行錯誤して見つけ出さないといけない。ここが仕事の成果に直結する
▼プレーヤーとして成長する過程で、目標と結果以外は管理されないようにシフトしていくことが求められる。最近の多くの企業は、いつまでもプロセスの管理をしてしまっている。これが、いつまで経っても社員や部下が成長しない原因
▼人間には、「やったことに意味を後付けする」という性質がある
▼頑張っているのに目標の数字に反映されないのであれば、それは「変数」が「定数」になったと捉えるべき
▼今の流行のマネジメント法は、あまりに「人」を変数として捉えすぎている
▼「数字がすべてではない」という言葉への答えも、「数字を達成してから考えるべきことがある」という順番の話
<目次>
はじめにーいったん数字で考える思考法
序章 「数値化の鬼」とは何か
第1章 数を打つところから始まるー「行動量」の話
第2章 あなたの動きを止めるものー「確率」の話
第3章 やるべきこと、やらなくてもいいことー「変数」の話
第4章 過去の成功を捨て続けるー「真の変数」の話
第5章 遠くの自分から逆算するー「長い期間」の話
終章 数値化の限界