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政治責任 民主主義とのつき合い方 (岩波新書 新赤版)
著者 鵜飼 健史 (著)
政治責任を問うことも、それを看過することも日常になったいま、「政治に無責任はつきものだ」という諦念を追認するしかないのか。H・アーレントや丸山眞男などを参照しつつ、政治責...
政治責任 民主主義とのつき合い方 (岩波新書 新赤版)
政治責任
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商品説明
政治責任を問うことも、それを看過することも日常になったいま、「政治に無責任はつきものだ」という諦念を追認するしかないのか。H・アーレントや丸山眞男などを参照しつつ、政治責任をめぐるもどかしさの根源を究明する。【「TRC MARC」の商品解説】
政治責任を問うことも、それを看過することも日常になってしまったいま、私たちは「政治に無責任はつきものなのだ」という諦念を追認するしかないのか。自己責任論と政治不信の渦中で政治責任を取らせることは可能なのか。H・アーレントや丸山眞男などを参照しつつ、政治責任をめぐるもどかしさの根源を理論的に究明する。【商品解説】
「政治に無責任はつきものだ」という諦念が渦巻く中、政治責任をめぐるもどかしさの根源を究明する。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 無責任な政治のなかの責任
- 1 現代政治の責任
- 2 責任と日本戦後政治史
- 3 信頼が欠如した現代政治
- 第2章 責任がある
- 1 政治責任の形態論
- 2 権力と責任
著者紹介
鵜飼 健史
- 略歴
- 〈鵜飼健史〉1979年愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。同博士号取得。西南学院大学法学部教授。専攻は政治理論。著書に「人民主権について」など。
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個人的には参考になった。
2022/05/30 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の読み取りでは、”未来のために選択をすること”が政治責任の一つの形なのかなと読み取った。
確かに、だれも未来の責任を引き受けたくはない。それを次の世代のためにと考えて行動していくことで、政治に対する流れが変わっていくのかも知れないと思います。
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無責任の責任
2022/05/23 16:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ほかにまともな選択肢がないから」という無責任な理由での現状支持・追認に関する考え方には賛否両論あろうが、結局は政治家は有権者の鑑であり、政治家の政治責任と国民の政治責任を考えるよい機会を与える書であった。