紙の本
東京大空襲の戦後史 (岩波新書 新赤版)
著者 栗原 俊雄 (著)
東京大空襲の被害に今なお苦しむ多くの人たち。国に対して救済を求めて立ち上がった空襲被害者たちの闘いを描きながら、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。『毎日新聞』ニュ...
東京大空襲の戦後史 (岩波新書 新赤版)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
東京大空襲の被害に今なお苦しむ多くの人たち。国に対して救済を求めて立ち上がった空襲被害者たちの闘いを描きながら、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。『毎日新聞』ニュースサイト連載を加筆、再構成し新書化。【「TRC MARC」の商品解説】
一夜にして一〇万人もの民間人を殺害した東京大空襲。戦災孤児、障害者、PTSDなど、苦難のなかで戦後を生きざるを得なかった多くの人たちがいる。社会の無知や偏見に苦しめられながら、自分たちを切り捨てようとする国に対して救済を求めて立ち上がった空襲体験者たちの闘いをたどり、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。【商品解説】
東京大空襲の被害に今なお苦しむ人たち。彼らの苦闘を描きながら、「戦後」とは何であったのかを問う。【本の内容】
目次
- 戦災による東京都の焼失地域
- 戦災による東京都の被害者数
- 序 章 命を削って訴える高齢者たち
- 第1章 一〇万人を殺した無差別爆撃
- 第2章 今日まで続く戦争被害
- 第3章 民間人差別 国の論理
- 第4章 「受忍論」と裁判
- 第5章 立法運動の開始
- 終 章 未完の戦争――当事者が望んでいること
著者紹介
栗原 俊雄
- 略歴
- 〈栗原俊雄〉1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学大学院修士課程修了(日本政治史)。毎日新聞社専門記者。疋田桂一郎賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。著書に「シベリア抑留」など。
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
まだ戦後なのだ
2022/03/19 18:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
もはや戦後ではないと叫んでいたのは池田首相だったか、岸首相だつたか、とにかく昔の人、でも、現実は、東京大空襲に未だに苦しんでいる人がいるという事実を突きつけられる
紙の本
戦による負債はすべからく日本政府が負うべきらしい
2022/03/23 02:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京大空襲の被害者の方々が、
戦後どれほど苦労されてきたか、
について書かれた本です。
「東京大空襲の被害に今なお苦しむ多くの人」が
「救済を求めて立ち上がった」相手は、
「一夜にして一〇万人もの民間人を殺害した」
張本人たる米国なのかと思いきや、
そうではないのですね。
まるで、試合に負けた拳闘家が、
雪辱を期すどころか、
指導者に殴りかかってるような
構図だな、と思ってしまいました。