- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/20
- 出版社: 春秋社
- サイズ:22cm/379,5p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-393-29133-7
- 国内送料無料
紙の本
摩多羅神 我らいかなる縁ありて
著者 山本 ひろ子 (著)
今に連なる、激動と驚異の宗教的・精神的運動の意味するものとは。ドラスティックな日本中世の世界、大寺の奥深く〈闇〉に鎮座する異神に光を当て、その由緒と霊性のありかを探り、あ...
摩多羅神 我らいかなる縁ありて
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商品説明
今に連なる、激動と驚異の宗教的・精神的運動の意味するものとは。ドラスティックな日本中世の世界、大寺の奥深く〈闇〉に鎮座する異神に光を当て、その由緒と霊性のありかを探り、あわせて日本的精神性を展望する。【「TRC MARC」の商品解説】
ドラスティックな日本中世の世界、大寺の奥深く〈闇〉に鎮座する異神に光を当て、その由緒と霊性のありかを探り、あわせて日本的精神性を展望する、渾身の画期的論考。今に連なる、激動と驚異の宗教的・精神的運動の意味するものとは。【商品解説】
目次
- はじめに
- Ⅰ
- 第一章 摩多羅神と夢の女人――壇上遊戯としての恋
- 摩多羅神と比叡山常行堂
- 東照大権現と摩多羅神
- 有知山剋果『摩多羅神考』の奇想――摩多羅神曼荼羅から
- 「竹枝の詞」から中国湖南の聖廟へ
- 黄陵廟と二人の妃――韓愈と屈原と
著者紹介
山本 ひろ子
- 略歴
- 〈山本ひろ子〉1946年生まれ。早稲田大学第一文学部史学科中退。私塾「成城寺小屋講座」主宰。和光大学表現学部名誉教授。著書に「変成譜」など。
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これまで読んできたいろんなものに繋がっていく。
2023/07/21 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戎光祥出版から、2022年に『異神』が出版されるみたいなことが書いてあるけど、今のところ出た様子はない。
企画が流れたんでしょうか。
ミステリはあまり読んでないのですが、民俗学とか歴史、科学の本などは、ミステリ的に謎解きと謎の構築を楽しんでしまう。
謎の構築とは着眼点なのだと思う。
『異神』の続編的な本なので、『異神』を前提としたような部分が多々ある。未読なので早く復刊して欲しい。
本書は、摩多羅神について、『異神』を書いた後に知り得たことなどを中心にまとめられている。
執筆期間は三十年を超えるらしい。
サブタイトルはいろんな縁があってこの本は成ったという意味もある。
この本を読むためには、『異神』のほかの、山本ひろ子の著作/編著作、民俗学のいろんな本(例えば古部族研究会の本)が必要と思われるが、ここを入り口にしてももちろん構わない。