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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/02/22
- 出版社: アートダイバー
- サイズ:26cm/151p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-908122-16-3
紙の本
日本文学大全集 1901→1925
著者 指田 菜穂子 (著)
芸術家・指田菜穂子の作品集。明治34年から大正14年までに発表された小説25篇を選び、小説が発表された「年」を主題に、小説の内容、その年に起こった事件や話題となった人物、...
日本文学大全集 1901→1925
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商品説明
芸術家・指田菜穂子の作品集。明治34年から大正14年までに発表された小説25篇を選び、小説が発表された「年」を主題に、小説の内容、その年に起こった事件や話題となった人物、商品などを絵画化する。【「TRC MARC」の商品解説】
「絵で百科事典をつくる」という発想のもと、言葉から連想されるあらゆる事象を一枚の画面に緻密に描き込む芸術家・指田菜穂子。その1冊目となる作品集です。
今回、指田が選んだテーマは日本文学でした。1901(明治三十四)年から1925(大正十四)年に発表された小説25篇を選び出し、その登場人物を作品名としたシリーズ「日本文学大全集」を生みだしました。絵画の主題は小説が発表された「年」です。小説の内容だけでなく、その年に起こった事件や話題となった人物、商品といったさまざまなイメージが絵画化され、その年の世相を表現します。
また、全ての作品には、絵の細部に何が描き込まれているかがわかる図解と文字による解説がつけられます。解説は絵の描き込みに比例して圧倒的な文字数となり、通常の判型には収まりませんでした。そこで片観音折り・Z折りという製本を随所にとりいれる特殊なアートブックとなりました。作品集の鑑賞者は「絵」と「文字」による膨大な情報から、約百年前の時代の姿に迫ることとなります。一風変わった「絵画による文学全集」は、私たちにどんな歴史の姿を見せてくれるのでしょうか。
解説には、日本文学研究者のロバートキャンベルを迎え、指田による「日本文学大全集」の魅力を掘り起こします。【商品解説】
目次
- 絵画作品としての日本文学大全集 指田菜穂子
- 日本文学大全集 明治三十四年の女 恵美耶 [中村春雨『無花果』]
- 日本文学大全集 明治三十五年の女 お重 [広津柳浪『雨』]
- 日本文学大全集 明治三十六年の女 小山 [管野須賀子『絶交』]
- 日本文学大全集 明治三十七年の男 春麿 [大倉桃郎『琵琶歌』]
- 日本文学大全集 明治三十八年の男 霧島 [小栗風葉『玉の輿』]
- 日本文学大全集 明治三十九年の男 八郎 [大塚楠緒子『交通遮断』]
- 日本文学大全集 明治四十年の女 妙子 [泉鏡花『婦系図』]
- 日本文学大全集 明治四十一年の男 “兄” [伊藤左千夫『隣の嫁』]
著者紹介
指田 菜穂子
- 略歴
- 指田菜穂子
1983年埼玉県生まれ。2006年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、「GEISAI#10」スカウト審査員賞(六本木ヒルズアート&デザインストア賞)受賞。2009年東京大学大学院総合文化研究科修了。2012年第4回絹谷幸二賞奨励賞受賞。西村画廊(11年・16年)での個展・グループ展のほか、「VOCA展―現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、14年)、「今どきアート~コレクターI氏の密やかな楽しみ~」(富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館、15年)等に出品多数。東京在住。
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